アツくて美しい絶景サウナ6選。富士山、海、湖の大自然に癒やされ、“ととのいたい”!
いまだ衰え知らずのサウナブーム。全国各地、アウフグース、サ飯、水風呂など、それぞれの個性を武器にしのぎを削る。そんななかでも、自然と一体となれる、絶景が楽しめるサウナを選りすぐって6つ紹介。サウナの熱い波に乗りに行こう。
日本一の霊峰のパワーに包まれてリフレッシュ!『THE SENSE FUJI』(山梨県鳴沢村)
河口湖から車15分ほどの、全室温泉付きのヴィラ施設。温泉・サウナを備えた温浴棟を1時間貸し切ることができる。窓いっぱいに広がる富士山の雄姿が圧巻だ。バレルサウナまたはテントサウナ付きのヴィラもある。利用は宿泊者限定。
『THE SENSE FUJI』詳細
THE SENSE FUJI(ザ センス フジ)
住所:山梨県鳴沢村富士山8545-5/営業時間:温浴棟は15:30~21:30受付(宿泊者専用)
/定休日:無(メンテナンス休あり)/アクセス:富士急行線河口湖駅から車18分(送迎あり、要予約)
豊穣の海の満ち引きを感じる特等席『太良嶽温泉 蟹御殿』(佐賀県太良町)
2022年に「有明海の湯」をリニューアルし、マツ科のスプルースの無垢(むく)材で職人が手作りしたグラヴィティサウナと、室温が低めのグリッドサウナの2種が新設された。穏やかな有明海を眺めながら、立って入れる深めの水風呂で体を冷やし、至福のととのいタイムを堪能できる。
『太良嶽温泉 蟹御殿』詳細
太良嶽温泉 蟹御殿(たらだけおんせん かにごてん)
住所:佐賀県太良町大浦乙316-3/営業時間:6:00~10:30・15:00~23:00(「有明海の湯」内)。日帰り利用は8:00~10:30・12:00~22:00/定休日:不定/アクセス:JR長崎本線肥前大浦駅から車3分(宿泊者は送迎あり、要予約)
阿寒湖畔の大自然と溶け合うような心地よさ『あかん遊久の里 鶴雅』(北海道釧路市)
2022年に展望大浴場の屋上部に誕生したドーム型展望サウナは、サウナトータルプロデューサーの笹野美紀恵さんが監修。阿寒湖畔のダイナミックな眺望と開放感がたまらない。全面ガラス張りなので夜は月が見えることも。1階・8階の大浴場にもフィンランド式サウナと水風呂がある。
『あかん遊久の里 鶴雅』詳細
あかん遊久の里 鶴雅(あかんゆくのさと つるが)
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-6-10 /営業時間:6:00~10:00・14:00~22:00・22:30~24:00。日帰り利用は平日の14:00~18:00/定休日:無/アクセス:JR根室本線釧路駅から車1時間30分
鏡ヶ浦の夕日を仲間と分かち合う贅沢『Sea Sauna Shack』(千葉県館山市)
房総半島の最西端、洲埼(すのさき)灯台にほど近い房総フラワーライン沿いの貸切サウナ小屋。薪式ストーブのサウナルームには大きな窓があり、外気浴スペースから見下ろす鏡ヶ浦の眺めも格別だ。ロウリュ用のオリジナルバジルティーが選べるのもうれしい。
『Sea Sauna Shack』詳細
Sea Sauna Shack(シー サウナ シャック)
住所:千葉県館山市波左間1063-2/営業時間:9:00~20:30(24時間前までにサイトから要予約)/定休日:火/アクセス:JR内房線館山駅から車16分
青島の潮風と太陽を満喫できるシーサイドリゾート『AOSHIMA SAUNA』(宮崎県宮崎市)
日南海岸に面した『AOSHIMA BEACH VILLAGE(ビーチ ビレッジ)』のプールサイドに立つバレルサウナ。宮崎杉の香りと蒸気をたっぷり浴びたあとは水風呂でクールダウン。プールに飛び込んでもOKだ。外気浴スペースには焚き火も備わっている。
『AOSHIMA SAUNA』詳細
AOSHIMA SAUNA(アオシマ サウナ)
住所:宮崎県住宮崎市⻘島2-241-1 /営業時間:9:00~20:00/定休日:不定/アクセス:JR日南線青島駅から徒歩11分
白樺湖を眺め蓼科山の恵みを浴びる『白樺リゾート 池の平ホテル 』(長野県立科町)
2023年4月にオープンした「湖天の湯」の混浴エリアに、温泉露天風呂「湖畔混浴 空」と「展望サウナ-Ku-」を新設。展望サウナは山並みをイメージした曲線がやわらかい印象だ。入れ替え制の内湯二つにも、それぞれフィンランド式サウナが。水風呂は蓼科山系の伏流水を使用している。
『白樺リゾート 池の平ホテル 』詳細
白樺リゾート 池の平ホテル
住所:長野県立科町芦田八ケ野1596/営業時間:6:00~10:00・11:30~翌1:00(「湖天の湯」内)。日帰り利用は11:30~23:00(最終受付22:00)/定休日:2024年12月15~19日(メンテナンスのため)/アクセス:JR中央本線茅野駅から車30分(宿泊者は送迎あり、要予約)
文=朝倉由貴
『旅の手帖』2023年12月号より