群馬ローカルコンビニで〝目を疑う光景〟激写される 19万人大困惑の〝謎スペース〟が生まれた理由
なぜ、コンビニの中にこんなモノが――!? 目を疑わずにはいられない光景が、X上で注目を集めている。
2025年3月17日、群馬県出身で東京都在住のXユーザー・紺谷愛(@kontaniai)さんが紹介したのは、コンビニの一角。
写真左側から、サンドイッチやサラダの入った陳列棚、床の間、ハムやカット野菜が入った陳列棚が並ぶ。
......なぜ、こんなところにに床の間が?
AI生成画像だろうか? いや、紺谷愛さんはこう呟いている。
「地元にしかないインディーズコンビニに行ったら、陳列棚の間に床の間があって怖かった」
ど、どういうこと~~~? Jタウンネット記者は18日、まずは発見者の紺谷愛さんに話を聞いた。
そばを通るときに「強い違和感」
紺谷愛さんが「床の間」を発見したのは、群馬県内を中心に展開するコンビニチェーン「さくらみくら便利店」の桐生市広沢一丁目店。
駐車場が広く、イートインスペースも開放的で居心地が良い店舗のため、以前から家族でよく利用していたそう。ただ、これまで床の間の存在には気付いていなかった。
「先日、床の間のそばを通った時に強い違和感を覚えて初めて気がつきました。 違和感、驚きがまず最初に来て、その後面白いなと感じました」(紺谷愛さん)
店内に床の間があるのは、桐生市広沢一丁目店だけではないらしい。
21日、記者の取材に応じた運営会社・さくらみくらの広報担当者によると、全部で10軒あるさくらみくら便利店のうち、4店舗に床の間がある。
「『さくらみくら便利店』は、桜の花のように地域に根差し笑顔を届ける存在になりたいという想いから創業したコンビニです。 店内の床の間は、創業の想いとともに地域の皆さまに親しみを持っていただける店舗にしたいとの想いから、一部店舗にてオープン時より設置しております」(広報担当者)
その思いを知らなければ困惑必至の光景に、X上では19万件以上のいいね(26日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「壁がくるっと回ると店長出てくるやつ?」 「忍者屋敷みたいに掛け軸の裏が出入口になってる」 「風流やな」 「海外ウケ良さそう」 「季節を感じられていいと思うわ」
こうした反響に対し、広報担当者は
「今回大きな関心をお寄せいただき大変驚くとともに、ぜひこの機会に『さくらみくら便利店』について皆さまに知っていただければと感じています」
とコメント。群馬に行った際は、さくらみくら便利店の床の間設置店を探してみては?