横山タカ子の信州手仕事だより 大根「大根のふりかけぬか漬け」
塩漬けのような手軽さで、ぬかの風味がしっかり楽しめる横山家自慢の漬物です。信州では、天日で干した柿の皮を一緒に漬けるのが一般的。おかげでうまみと甘みがたっぷりの仕上がりに。
大根のふりかけぬか漬け
【材料】((つくりやすい分量))
大根 1本, りんご 1/2コ, 柿の皮 50g, 米ぬか 100g, 粗塩 30g
【つくり方】
1. 大根は皮をむいて長さを半分に切り、四〜六つ割りにする。りんごはよく洗って皮付きのまま縦半分に切り、薄切りにする。柿の皮はサッと洗って水けをきる。ボウルに米ぬかと粗塩を入れて混ぜ合わせる。
2. 煮沸消毒した清潔な保存容器に【1】の米ぬかを薄くふり入れ、大根の半量を並べて、りんごと柿の皮を半量ずつのせる。さらに残った米ぬかの半量をふりかける。
3. 残りの大根、りんご、柿の皮をのせ、残りの米ぬかをふりかける。押しぶたをして、大根の重さの3倍(約3kg)のおもしをする。
4. 室内の暗くて涼しい場所(または冷蔵庫)で半日~1日おき、大根から水分が出てぬかがしっとりしてきたら食べごろ。ぬかをサッと洗い流して食べる(好みでりんごも食べても)。3日間たったらぬかから取り出し、別の保存容器に移して冷蔵庫で保存する。