洗剤不要!冬のお風呂の“ついで掃除”アイデア3選「皮脂汚れがゆるむ」「入浴時間を賢く活用」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。冬はお風呂場がひんやりして、つい掃除が後回しになりがち。気づけば床のくすみや棚まわりの水あかが目について「あれ……?」なんてことも。でも、わざわざ掃除の時間をとるのは結構ハードルが高いですよね。そんなときにおすすめなのが、入浴ついでにできる“ながら掃除”。皮脂汚れがゆるみやすいタイミングを活かせば、負担なくきれいにできます。今回は、お風呂でサクッとできる「時短ついで掃除」を3つご紹介します。
入浴中はお湯で汚れがゆるむ「ベストタイム」
入浴中は、お湯の温かさで風呂場の皮脂汚れがゆるみ、軽くこするだけでも落ちやすくなります。「日々の軽い汚れ」なら無理なくケアでき、汚れが固まる前の予防にもつながります。
ここでは、その「落としやすい時間」を活かしてできる“ついで掃除”を3つご紹介します。
ついで掃除⒈ 床はブラシで軽くひとこすり
お風呂場の床は、皮脂汚れがたまりやすい場所です。入浴中ならこうした汚れが柔らかくなっているため、ブラシで軽くひとこすりしておきましょう。
力を入れなくても汚れが落ちやすく、くすみが蓄積しにくくなります。毎日でなくても、気づいた日にさっとひとこすりするだけで清潔感が保てます。
ついで掃除⒉ 棚やボトルまわりはスポンジでさっとこする
シャンプーボトルや棚の角には、水あかや石けんカスが残りやすいです。皮脂を含む軽い汚れなら、入浴中にスポンジでさっとなぞると落ちやすくなります。ただし、頑固な水あかや石けんカスには、洗剤を使った掃除が必要です。
ついで掃除⒊ 鏡はスポンジで軽くこするだけでもスッキリ
鏡に付着した皮脂汚れ(手あか等)は、お湯の温度で柔らかくなり、水を含ませたスポンジで軽く拭くと落ちやすくなります。ただし、白いウロコ状の水あかは、クエン酸など専用の洗剤が必要です。日々の拭き取りで水滴を残さないことが予防になります。
注意点
・この記事のついで掃除は、水やお湯を使った軽いお手入れを想定しています。洗剤を使う場合は、必ず入浴後に行ってください。
・浴室の床は滑りやすいため、作業時は足元に注意してください。
・無理な姿勢での作業は避け、手の届く範囲で行ってください。
できる日はひとつだけで十分
紹介した3つすべてを、一度にやろうとしなくても大丈夫です。「今日はこれならできそう」と思えるひとつを取り入れるだけでも、お風呂の汚れはたまりにくくなります。入浴中のベストタイムを味方に、負担なく続けてみてください。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト