9回2死から起死回生の同点適時打!中日・福永裕基が「Player of the Game」【中日-阪神20回戦】
代打で登場の福永裕基が2点タイムリー内野安打
8月17日、バンテリンドームで行われた中日-阪神の20回戦は、6回に阪神が2点を勝ち越すも、中日が土壇場の9回に同点に。延長にもつれ込んだ熱戦は互いに譲らず延長12回、5-5の引き分けに終わった。
SPAIAでは本試合で最も活躍した選手「Player of the Game(POTG)」を、WPA(勝利確率)をもとに選定。この試合では、+47.9%のWPAをマークした中日・福永裕基がPOTGに輝いた。
福永は3-5の2点ビハインドで迎えた9回裏2死満塁の場面で代打として登場。1ボール1ストライクからの3球目を三遊間へ転がし内野安打。二塁ランナー尾田剛樹の好走塁もあり、一挙に2者が生還し、同点に追い付いた。福永は起死回生の一打でこの試合トップとなる+47.9%のWPA を稼ぎ、Player of the Gameに輝いた。
2位は延長戦に入って10、11回の2イニングを無失点に抑えた阪神・岡留英貴で+28.9%。3位は延長11回の1イニングを1奪三振、三者凡退でピシャリと抑えた中日・清水達也の+27.8%だった。
※WPA(Win Probability Added)とは その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかによって貢献度を表す指標
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記事:SPAIA編集部