中国事業から撤退を表明 バロックジャパンが中国で24億3000万円の投資損失
「スライ(SLY)」や「マウジー(MOUSSY)」「シェルター(SHEL’TTER)」などを国内外で展開するバロックジャパンリミテッドは4月14日、中国事業からの撤退を表明した。バロックジャパンリミテッドは中国事業を手掛ける連結子会社2社の全株式を、ベル・インターナショナル・ホールディングス傘下の特別目的会社(SPC)であるエイブル・コンコードに譲渡する。バロックジャパンリミテッドは持分法による投資損失として24億3000万円を計上した。
バロックジャパンリミテッドが同日発表した2025年2月期の通期連結決算は、売上高は581億8000万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は8億1200万円(同58.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億7500万円の赤字(前年同期は9億4500万円)と減収減益だった。
バロックジャパンリミテッドの2026年2月期の連結業績予想は、売上高は576億200万円(前年比1.0%減)、営業利益は22億2700万円(同174.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億8800万円(前年は25億7500万円の赤字)を見込む。