ロサンゼルス五輪の追加競技フラッグフットボールにNFL選手が参加へ、日本アメフト協会会長「心から歓迎」
「日本代表がNFL選手を含む米国代表と互角に戦えるよう強化に努める」
2028年ロサンゼルスオリンピックで追加競技として実施されるフラッグフットボールにアメリカプロフットボールリーグ「NFL」の選手が参加できることになった。
アメリカンフットボールが起源のフラッグフットボールは、タックルの代わりに選手の両腰につけたフラッグを取る競技で、接触プレーがない安全なスポーツとしてアメリカでは女性や子供も親しむ身近なスポーツ。ロサンゼルスオリンピックで初めての実施が決まり、NFL選手が出場するのか注目されていた。
日本ではまだまだ競技人口が少ないものの、女子日本代表が2024年の世界選手権で銅メダルに輝くなど徐々に気運が高まっている。NFL選手の参加決定を受け、寺田昌弘日本アメリカンフットボール協会会長は以下のコメントを発表した。
「NFLの選手が2028年ロサンゼルスオリンピックのフラッグフットボール競技に参加できるとの決定を、心から歓迎します。フラッグフットボールが世界中から注目されることで、アメリカンフットボールを含めて競技の認知度がより高まり、フラッグフットボールの普及と発展に繋がっていくものと期待します。オリンピックで日本代表がNFL選手を含む米国代表と互角に戦えるよう、フラッグ日本代表チームの強化に努めていきます」
なお、ロサンゼルスオリンピックでは野球・ソフトボールも追加競技として行われるが、MLB選手の出場可否は決まっていない。
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記事:SPAIA編集部