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「スピッツは凄く特別な存在」豪華カバーアーティスト第二弾は、渋谷龍太(SUPER BEAVER)に決定『楓』フィーチャレット映像

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「スピッツは凄く特別な存在」豪華カバーアーティスト第二弾は、渋谷龍太(SUPER BEAVER)に決定『楓』フィーチャレット映像

福士蒼汰&福原遥W主演、スピッツによる楽曲「楓(かえで)」を原案にした映画『楓』が、12月19日(金)より公開される。このたび、スペシャルカバーアーティスト第二弾として、大人気ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル・渋谷龍太の参加が発表され、レコーディングシーンを収めたフィーチャレット映像と、渋谷龍太、行定勲監督、音楽を担当したYaffleからスペシャルコメントが到着した。

スピッツの名曲「楓」から誕生したラブストーリー

時代を超えて愛される国民的バンド・スピッツの楽曲が、デビュー34年にして初の映画化。映画化されるのは、98年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされた「楓」。印象的な歌詞と心揺さぶるメロディは、聴き手それぞれの大切な人との別れや忘れられない想いといった、様々な感情を包み込む。監督は行定勲が務め、『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。脚本は髙橋泉、そして劇伴を含む音楽は、藤井風など様々なアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、近年ではCMや映画・ドラマなど、数々の優れた楽曲を多方面に提供する“Yaffle”が担当する。

物語の主人公を演じるのは、福士蒼汰と福原遥。双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)が、残された恵の恋人・亜子(福原遥)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、2人の切なすぎる運命を描く。

本作では、主題歌としてスピッツの「楓」が映画を締めくくることが決定していたが、さらに劇中を様々な「楓」が彩るアイディアが行定監督によって取り入れられ、いくつかの物語の重要なシーンで「楓」が流れることにより、歌詞とメロディー、そしてシーンが絶妙にリンクし、観客の記憶の奥底にある感情に語りかける、楽曲原案の本作ならではの表現を実現している。先日、劇中歌で「楓」を歌うスペシャルカバーアーティストの第一弾として、シンガーソングライター・十明の参加が発表され大きな話題を呼ぶ中、スペシャルカバーアーティスト第二弾は、大人気ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル、渋谷龍太に決定。

2020年4月にメジャー再契約を果たして以来、2021年7月には楽曲「名前を呼ぶよ」が映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用され、数々のドラマやアニメ、映画の主題歌などを手掛けて国民的人気を誇るロックバンド・SUPER BEAVER。そのボーカルとして、力強くも繊細な歌声で多くのファンを魅了する渋谷龍太は、俳優、執筆活動も行うなど、音楽シーンの枠を超えて表現を続けている。

映像は、「楓」との出会いによって生まれる“新たな化学反応”をテーマに、アーティストによるカバー楽曲を通して、楓の花言葉でもある“美しい変化”を描くように構成され、「この映画と出会うとき。あなたの心にはどんなことが起こるだろう?」というメッセージで締められている。「僕の中でスピッツは凄く特別な存在です」と、噛みしめるように語る渋谷。続けて、一言一言を渋谷が大切に紡ぐ「楓」の歌いだしが流れ、瞬く間に聴く者をグッと惹き込ませる。自身が大のスピッツファンであることも公言しており、“スピッツ愛”が言葉の随所に現れる中、「常に自分の日常の中に“スピッツ”があったから、嬉しい気持ちとプレッシャーが半々。ガクガク震えながらオファーを受けさせていただきました」と、深い敬意とともに、だからこそ感じる緊張感も印象的に話す。渋谷の言葉とともに映し出される、行定監督と楽曲に真摯に向き合い会話をする様子からも誠実な姿勢がひしひしと伝わってくる。

映像の後半、亜子が涼に涙ながらに「さよなら」と別れを告げる本編のシーンに重ねて、二人の心に寄り添うように、渋谷の力強くまっすぐな歌声で「さよなら きみの声を抱いて歩いていく」というサビのフレーズが響き渡る。そして一緒に笑い合い、支え合いながら過ごす涼と亜子の色合いに溢れた日々——。ラスト、登場人物それぞれの秘めたる想いが交錯するように、映像は締めくくられる。

SUPER BEAVER・渋谷龍太
Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会

<コメント>

SUPER BEAVER・渋谷龍太(Artist)
生きているからこそ抱ける感情は、生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、だからこそ例え時間が掛かっても、その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、この作品から受け取ることができました。

行定勲(監督)
今回「楓」を歌ってもらうにあたり、まるでは映画の役をキャスティングするような感覚でした。
渋谷さんの存在感、声の温度、そして歌うときに生まれるエネルギー、このすべてが、この作品に必要だと感じました。そしてレコーディングに立ち会った際、この曲は観客の心の中にしっかり染み渡ると確信しました。
劇中歌として、渋谷さんのエネルギッシュな歌声、十明さんの透き通るような歌声、男女が歌う「楓」それぞれが響き渡る。そして最後、涼と亜子の運命を見届けた直後にエンドロールで流れるスピッツの「楓」。2人のことを想いながら、そして観客それぞれの忘れられない大切な誰かを想いながら、いまだかつてなく心に沁みわたる『楓』を味わえるようになっています。

Yaffle(音楽)
雄大の自然が織りなす広大な景色と登場人物たちの思いが交錯するこの映画に合うように「広さ」と「靄」を強調してアレンジしました。そのオケを圧倒する渋谷さんの力強くどこまでも届くような歌声の響きが、その中で輝きを放つ希望もしくは祈りのように響いています。

『楓』Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会

『楓』は12月19日(金)より全国公開

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