【第3弾】「旅のあと」がテーマの短歌10首。ノスタルジーな旅のあとの気分が表現!
◆【第3弾】「旅のあと」がテーマの短歌10首。ノスタルジーな旅のあとの気分が表現!
イラスト/そばまる
5・7・5・7・7の中に、想いを込められる短歌。「旅のあと」というテーマで短歌アプリ「57577(ゴーシチゴーシチシチ)」に投稿された中から10首をご紹介!
気持ちが明るくなったり、じんわりと共感したりできる短歌を気軽に楽しんで (雑誌オズマガジン・連載企画)
◆~心にごほうび。5分で読める短歌10首を一挙ご紹介!~
裏道を進み続ける旅終えた君に吹く風はやさしい
(投稿者/灯子さん)
はしゃぎつかれた子の寝息とリュックが肩に食い込む家路の途中
(投稿者/水無月ニナさん)
思い出が脂肪になって着いてきた 落とし切るまで旅の余韻だ
(投稿者/んゆさん)
赤福がまだ柔らかいそのうちに会いに行けるよ駅で待ってて (投稿者/やたかさん)
主人公でありヒロインなりし旅
東京駅のホームにて日々
(投稿者/おがたさん)
旅で得た高感度の感受性壊さぬように漏らさぬように
(投稿者/山本朋美さん)
目が覚めて 家族旅行の終着点
夕焼け色のガソリンスタンド
(投稿者/虚多)
自分にと買ったボトルを開けられず 熟成されゆく旅の思い出
(投稿者/山口タタミさん)
来し方をふりさけ見れば凸凹は生きた形だ荷を背負い直す (投稿者/知久さん)