<ありがた迷惑>義母が勝手にインテリア家具を買ってきた。家にはこだわってるので…マジいらない
人にはそれぞれ好みがあります。ある人が心底惚れこんだ物だとしても、他の人が気に入るとは限りません。それだけに、人に何かをプレゼントするときは、必然的に食べ物や日用品などの”消え物”が多くなるでしょう。よほど相手の趣味を熟知していない限り、好みが分かれそうな物を贈るのは避けたほうが無難です。
嫁にとってはインテリア。でも、義母にとっては実用品?
義母さんから掛け時計をプレゼントされた。そんなトピックがママスタコミュニティで見つかりました。インテリアにこだわりを持つ投稿者さんにとって、それは好みとはかけ離れた物だったようです。
『リビングの掛け時計が壊れ、しばらくそのままにしていました。それに気づいた義母が私たちに何も相談しないまま、勝手に新しい物を買ってきました。本当にありがた迷惑。絶対に掛けたくない。マジでいらない』
投稿者さんは家具はもちろんちょっとした雑貨でも、気に入らない物は家に持ち込みたくないタイプ。掛け時計も気に入る物を探し、いくつかある候補のなかから悩んでいる最中だったのだとか。時計は投稿者さんの不在時に渡されたそうで、ダンナさんが「おー、ありがとう!」と深く考えず受け取ったといいます。 インテリアもそうですが洋服やメイク、小物など。自分なりの好み、こだわりを持つ人は多いものです。しかし、そうでない人からすれば好みよりも実用性。投稿者さんにとっての掛け時計はインテリアのひとつだったかもしれませんが、義母さんは実用品と考えたのではないでしょうか。
『義母も壊れた時計を見て、不便だと思ったんじゃない?』
義母さんに悪気はなかったのでしょう。とくにそのリビングを義母さんと共有、つまり同居している場合は。
『同居なら仕方ない面もあるけど、それでも事前に相談してほしいよね』
家族が過ごす時間の多いリビングで、時間がわからないのはたしかに不便です。早く新しい時計が欲しくなる気持ちも、わからないでもありません。
気に入らないものを、毎日目にするのはつらい。掛けたくない!
「同居か別居かで、話は大きく違ってくる」といったコメントも目立つなか、明かされたのは義母さんとは別居ということ。純粋に息子夫婦のためによかれと思い、買ってきたようです。
『リビングの時計は毎日見るものだから、見るたび嫌な気持ちになるのは避けたいね』
それほど目にしない物であれば妥協して、しばらくの間だけでも使うことはできそうです。しかし、リビングの掛け時計は毎日何度も目にする物。そのたび「勝手に買ってきて……」と思い出し、モヤモヤが再燃してしまいそうです。「仕方がないから、2〜3年使えば?」というコメントもあったのですが、リビングで使うという選択肢は外したほうがいいかもしれません。 投稿者さんによる義母さん評は「いつも勝手にズカズカ上がり込んでくる人」だそうなので、関係性もいいわけではなさそうです。
『付けなきゃいいじゃん。裏の勝手口にでも付けておけば?』
リビング以外の部屋で使うというアドバイスも、いくつかありました。「ダンナの部屋」「子ども部屋」「物置」「トイレ」など、置き場所候補もさまざまです。しかし投稿者さんは「他の部屋でも絶対に使いたくない」とのこと。家のなかをすべて自分の気に入る物だけでまとめたいようです。
『義母には「気に入ったものが見つかるまでの間、使わせてもらいますね」と言っておくとか。実際は掛けなくていいじゃん。で、捨てる』
すでにダンナさん経由で受け取ってしまっている掛け時計。使わないのであれば物置行き、もしくはリサイクルショップ行きでしょうか。義母さんに聞かれたら「次に壊れたときのために、大事にしまってあります」とでも言い、その後は忘れてくれるのを待つ手もあります。
こだわらない人に、こだわる気持ちはわからない。言葉で伝えよう
『こだわりを言ったほうがいい。言えないなら今後もそういうことがあると、覚悟しないと』
インテリアにこだわりがある、投稿者さん。同じようにインテリア好きな人なら、リビングを見たときに「ああ、こだわっているんだな」とわかるかもしれません。しかし、義母さんはおそらく時計を買うとき「あのリビングの雰囲気に合うように」といった想像もしていなかったのではないでしょうか。こだわりのない人に、こだわりたい気持ちはわかりません。つまり、はっきり言わなければ伝わらないということです。
『私ならダンナに返してもらう。「ありがたいけど、インテリアにこだわってる。夫婦で気に入ったやつを探す」と、伝えてもらう。あくまで夫婦で同じ考えだとアピールする』
投稿者のダンナさんを通して伝えてもらえれば、一番角は立たないでしょう。ただ、投稿者さんがダンナさんに「いらない」と伝えたところ、返ってきたのは「新品だし、使えるのにもったいない。時計なんて、どれも一緒でしょ」という言葉。ダンナさんも義母さん同様、インテリアへのこだわりは、まったくないようです。
『ダンナに「じゃあ、もうすぐ買い替える予定の車も軽自動車でいいよね。走れば一緒でしょ。安いし、もったいない」と言ったところ、「そうだよな、ごめん」と謝られました』
ダンナさんには他に希望している車種があるとのこと。こだわる部分はそれぞれですが、自分は気にならないからと人のこだわりを軽視していいわけではありません。投稿者さんの上手な例えで、ダンナさんもようやくコトの大きさに気づいたようです。
今回は投稿者さんが自分で「義母には『こだわりがあるから物はいらない。勝手に買わないで』と、伝えようと思います」とのこと。今後も不要なものを次々持ち込んでくる可能性を考えれば、たしかにそれが賢明です。掛け時計はちょっとしたお礼をプラスして、義母さんに返してもいいのではないでしょうか。「お気持ちだけは、ありがたくいただいておきます」と、ひと言添えておくのもお忘れなく。