静岡学園中が2年ぶりの県頂点に。決勝で2ゴールの吉澤心&亀川潤「全国優勝したい」岡島監督「日本一になって静岡に帰ってきたい」
静岡県中学総体のサッカーは7月29日、藤枝総合運動公園サッカー場で決勝を行い、静岡学園が5−0で常葉大橘に勝利して優勝しました。
決勝では、トップ下で10番をつける亀川潤(リベルダージ静岡出身)と1トップの吉澤心(ピュアFC出身)が2得点。決めるべき選手がしっかり決めました。
8月7日に開幕する東海大会で上位3チームに入れば、全国大会出場が決まります。チームを2年ぶりの県頂点に導いた2人の点取り屋と、岡島弘高監督に話を聞きました。
FW吉澤心
ー自身の2ゴールを振り返ってください。
1点目は自分のところにボールがきたので、あとは触るだけでした。2点目はうまくパスがきたので、ゴール前だったので仕掛けるしかないと思いました。ゴールを決めることができてよかったです。
ー自分の持ち味は?
どんな相手でもボールを収められるところと、しっかり点を決められるところです。
ーこれまでずっとFWですか?
いや、いろんなポジションを転々として、今のポジションになりました。
ー東海、全国に向けての意気込みを。
チームの勝利を決めるようなゴールを自分が決めて、全国優勝したいです。
MF亀川潤
ー自身の2点を振り返って。
1点目は自分のところにたまたまボールが来たので、当てるだけでした。2点目は、自分はドリブルを毎日練習してきて得意なので、いつも通り左足で。
ー2点目は本当にゴラッソでした。
いつも練習している形でした。左足も練習しています。
ー自分の持ち味は?
ドリブルとクロスです。
ー東海、全国に向けて意気込みを。
自分の持ち味を出してゴールを決めて、全国優勝したいです。
岡島監督
ー試合を振り返ってください。
リーグ戦だったらもっと選手たちも落ち着いてできたと思いますが、トーナメントの難しさや中体連のチームと戦う難しさもあったと思います。前半は怯えているような、リズムが作れていない戦いでした。「もっと自分たちがやりたいことを積極的にやろう」という話をハーフタイムにしました。
ショートパスとドリブルをもっと使って、人がもっと動くサッカー。前半は止まってパスをつないでいました。
ー今年のチームの特長は?
みんなサッカーが好きで、頑張って練習している。つらいことも前向きに取り組んで、学校でもいろんな先生方に応援してもらえています。みんなで頑張ろうという雰囲気のあるチームですね。
ー東海、全国に向けて意気込みを。
勝てばいいというわけではない。1試合ずつ徹底して、自分たちのやりたいことにチャレンジして、その上で勝利を目指したいです。もちろん出場するからには日本一になって静岡に帰ってきたいです。