映画『国宝』で話題になった歌舞伎の演目『藤娘』の起源となったキャラも原画で観覧できるって/神崎刀根山線沿いの豊南町東にある坂本病院で「大津絵(おおつえ)展」っていうアート展示イベントやるみたい
みなさんこんにちは、徳ちゃん@TNNです。
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先日「とよなか麺活周遊紀」で、豊南町東にある「豊宝(ほうほう)」を訪れたのですが・・・
※うまかったなぁ、皿うどん・・・
地図ではこちらです。
お店をあとにして
そのまま南に向かって
スタスタ歩いていたら
ん!??
※町中の「掲示板」や「貼り紙」に異常反応しちゃうのが「TNNライター」という生き物なのです(汗)
告知のポスターかな・・・。
「美術館」みたいな告知やけど・・・
ココって・・・
・・・ですよね(汗)。
病院内に美術館がある??もしくは「レンタルルーム」とか!??
まだ開催してないけど
ちょっと聞いてみようかな・・・。
※不審者扱いは慣れております(汗)←これもまたTNNライターの宿命なのです(汗)
うわ、めっちゃキレイなロビー・・・だが誰もいない。
承知しました。
キーーン♪
ーあのーすみません、外のポスターを見たんですが・・・
スタッフさん「ありがとうございます、来週から始まるので、まだ展示してないんですよ」
ー病院内に美術館とかあるんですか?
スタッフさん「いえ、そうではないんですけど・・・失礼ですが?」
ー突然すみません、TNN豊中報道。2という街ネタサイトを運営しておりまして・・・
スタッフさん「え、TNN!??ちょっとお待ちいただけますか」
ってことで交渉成立(突然来ちゃってスミマセン)。
ここから本編スタートです。
豊南町東にある坂本病院で『大津絵展』というアート展示イベントが開催されるようです。
地図ではこちら、神崎刀根山線沿い、業務スーパーやミリオンタウン(mandai)の近くです。
病院の入口で告知されていました。
坂本病院のスタッフさんに、お話を伺いましたよ。
※お二人ともTNNをめっちゃチェックしてくださってるそうです、ありがとうございます!
ー美術館みたいなイベントですけど、ここって病院で間違いないですよね?
スタッフさん
「そうです、当院は長期療養を目的とする療養型病院なんですよ」
※坂本病院ホームページ
ーなるほど、だから(一般的な病院と違って)ロビーに患者さんがいないんですね
ー今回展示される「大津絵」ってどんなアートなんですか?
※チラシいただきました
スタッフさん
「滋賀県大津市で江戸時代から製作されていた庶民的アートで、東海道を旅する人に『お土産※』として売られていたものなんです」
※そば一杯ぐらいの値段だったそう
スタッフさん
「浮世絵と同じように、海外でも評価されているアートなんですよ」
※大津絵について書かれたこちら本↑↑の作者はフランスの方なんだって
スタッフさん
「最近はこの『藤娘(ふじむすめ)』が話題になっていまして」
ー『藤娘』って、確か歌舞伎の演目・・・映画の『国宝』でやってたやつですよね
※『国宝』公式サイトより引用
スタッフさん
「その起源が大津絵の『藤娘』なんですよ」
※調べたら「滋賀県大津市」の『広報おおつ』でも紹介されてました/大津絵の中でも人気のあるキャラだったみたい
スタッフさん
「他にも、いろんなキャラクターがユーモラス(教訓・社会風刺的)に描かれているのが、大津絵の魅力になっているんです」
※松尾芭蕉が俳句に詠むぐらい、江戸時代にバズってたみたい(汗)
お二人によると、坂本病院でアートの展示イベントを実施するのは初めてなんだそう。
スタッフさん
「入院されている患者さん、ご家族の方に楽しんでいただくのはもちろんですが『地域のみなさまへの社会貢献は、これから病院の役割のひとつになる』と、院長が申しておりました」
※TNNと気が合いそうな院長先生ですね、ぜひともお会いしたいなぁ♪
「大津絵展」は坂本病院の1階フロアで、11月18日(火)~28日(金)の10~17時まで開催される予定(23・24日は休館日です)。
※展示されるのはレプリカではなく、江戸時代に売られていた原画だそうです
特に22日(土)15~16時はトークイベントや
※さっきの本を書いてたフランスの人やん(汗)!→日本語ペラペラだそうです
音楽ライブもやるみたい(事前の申込が必要です)。
※22日のみ車は近隣の有料駐車場を利用してください(それ以外の日は病院の駐車場が空いていれば利用OK!とのことです)
「藤娘を見てみたい」「大津絵って面白そうやん」という人だけでなく「坂本病院って入ったことないわー」というご近所の方も、気軽に訪れてみてください。
坂本病院のスタッフのおふたり、とっても親切に対応してくださってありがとうございました!