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忙しい親と子にオススメ「ぬいぐるみかくれんぼ」 就寝前の真剣勝負にどハマりしたママが明かす4つの「効能」とは?

コクリコ

ならいごとや仕事で忙しく、昼間の交流時間が少ない親子におすすめしたい「ぬいぐるみかくれんぼ」。寝る前の暗い部屋・家の限られたスペースでおこなうのがポイント! ママが感じた子育てへの効能もご紹介します。

就寝前の真剣勝負「ぬいぐるみかくれんぼ」にどハマりしたママが力説! 忙しい親子にこそオススメしたい4つの理由

4月に小6と小3になった男の子を育てているエニママライターの松永祐子です。

今回は、就寝時間前の子どもとのふれあい遊びにピッタリ、マンションの一室でできる「ぬいぐるみかくれんぼ」、ぬいぐるみを家のあちこちに隠す遊びを紹介します。

家のなかで親子で楽しめる遊びといえば何を思い浮かべますか? 家での遊びはボードゲームやテレビゲームなど座って遊ぶものが多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する「ぬいぐるみかくれんぼ」は、家族みんなで家のなかをぐるぐると歩き回ります。明かりを消して遊ぶため、いつもと違うドキドキ感があり、親子やきょうだいで協力しながら遊ぶこともできます。

しかも、就寝前のちょっとした時間に楽しむこともできるので、昼間になかなか遊ぶ時間が取れない親子におすすめです。

この遊びをこよなく愛する私が、遊び方はもちろん、親としては嬉しい“思いがけない効能”をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

「ぬいぐるみかくれんぼ」をはじめたきっかけ

休日に家できょうだいがそろうと、「今から隠れるから探して!」と突然かくれんぼがはじまることがあります。しかしわが家はマンション住まい。押し入れや布団のなかなど、王道の隠れ場所を一巡すると「隠れる場所がなくなった」と、盛り上がらずに終わってしまいます。

また、家のなかできょうだいが一緒に遊んでいると、ソファーを跳ねまわり、ボール遊びをはじめるなど騒がしいことこの上なく……。さらには、閉鎖空間で必ずといっていいほど勃発する「きょうだいげんか」に、親の私はイライラが募る、というのが常です。

そんなときに思いついたのが「ぬいぐるみかくれんぼ」。人間よりずいぶん小さなぬいぐるみを隠れる人に見立てて家のあちこちに隠す遊びです。夜の暗い部屋のなかで懐中電灯の明かりを頼りに探してみると、普段過ごしている家がまるで別の場所のようではありませんか!

就寝前の空き時間や、ちょっとした隙間時間にも楽しめるので、「今日も子どもたちと遊ぶ時間がなかったな……」と感じるパパママにこそ、ぜひ一度試してほしい遊びです。

準備と遊び方

準備するもの

・ぬいぐるみ3~5体
(サイズで難易度が変わります。大きいほど簡単、小さくなるほど難しくなります。マスコットつきキーホルダーは難易度MAX)

・ひとりにひとつ手持ちの懐中電灯
(災害用の懐中電灯を子どもが使い、親はスマートフォンのライト機能を使用しています)

初級者バージョンのぬいぐるみ陣。手のひらより大きいサイズで見つけやすい!

わが家流の遊び方

①ぬいぐるみを選ぶ
②じゃんけんで隠す人を決める(残りは探す人)
③隠す人は決められた範囲の好きな場所にぬいぐるみを隠す
④電気を消して探す人たちを呼ぶ
⑤手持ちの電灯の明かりを頼りにぬいぐるみを探す
⑥すべて見つかれば交代

見た目はかわいいけれど、サイズが小さい上級者向けのぬいぐるみ。ランタンのように部屋全体が明るくなるものより、ピンポイントで光があてられる懐中電灯がおすすめです。

このぬいぐるみは、子どもの手のひらサイズでマグカップの中も隠れ場所になる大きさです。このサイズを隠されると、大人でも目を皿にして探す必要があります!

「ぬいぐるみかくれんぼ」の意外な“効能”

効能1 はからずも子どもの自律につながる

実は、わが家の子どもたちは暗い場所や部屋でひとりきりになるのが大きらいです。しかし不思議なことに、この遊びをしている間は、ひとりでもくもくと隠す作業に没頭しています。

また、次男は幼稚園児のころからこの遊びをしていますが、隠し場所をひとりで考え、さらに「ひみつ」を最後まで心のなかに隠しとおすことができていました。何をするにも“誰かと一緒”があたりまえの幼児にとって、「ひとりでする」を経験できるよい時間になっていると感じました。

わが家でかくれんぼの舞台となるのはリビングとキッチン。部屋を暗くすることで、見つけるのが難しくなるうえに、普段とはひと味違った雰囲気で遊べます。

効能2 自分の頭で考え、工夫する心が生まれる

思いつきではじめた遊びなので、決まったルールはありません。ぬいぐるみの数や大きさ、隠し場所の範囲、ヒントの出し方など自由に意見を出して遊びをアップデートすることができます。

最近わが家では、ぬいぐるみのサイズを小さめにすることで難易度をあげ、飽きないよう数は5体にしています。子どもチームと大人チームにわかれて、探す時間をタイマーで測って競った際は、普段あまり本気にならない夫もかなり真剣に探していました!

子どもチームが探すのにかかった時間は7分4秒! 対して大人チームは15分1秒……子どもの本気を見せつけられ、まさかの惨敗。

効能3 年齢に関係なく楽しめる

多くの場合、親子、きょうだいなど歳の差があるメンバーで遊ぶときには、手かげんをしたりハンディキャップをつけるなど年長者が年少者に配慮する必要が出てきます。そうしないと「きょうだいげんか」が起こったり、どちらかが泣き出したり……わが家でも楽しい遊びどころではなくなる経験をこれまでたくさんしてきました。

しかし、ぬいぐるみかくれんぼでは、歳の差による隠し場所のレベルは意外と変わりません。背の高い大人は、次男の隠し場所に「そんなところに!」と驚かされることがよくあります。

ソファーの下の隙間にうまくぬいぐるみを隠した次男。なかなかやるな……!

もしお子さんが小さい場合は隠す人を2人組にするというのも、チーム内の結束が生まれて楽しめる方法です。

効能4 けんかにならない

勝敗があるようで、ないのが「かくれんぼ」の特徴です。隠したものを見つけてもらわないと隠す意味がありませんし、見つからないといつまでも次のゲームに移れません。

ですから、見つけられると悔しい気持ちとともに、ホッと安堵するのがこの遊びの特徴で、けんかが起こった記憶がありません……! 探すほうも、隠すほうも楽しいため、役割のスイッチがスムーズで「今日はひとり1回ずつ隠そう!」などはじめに決めておけば時間調整もうまくいくことが多く、就寝時間が気になるママにも優しい遊びなのです。

お菓子箱のなかに埋もれるパンダのぬいぐるみ。見つけやすいけど、面白い場所に隠すのも盛り上がります!

忙しい親子にこそおすすめ!

今回は寝るまでのちょっとした空き時間にでき、一日の終わりに子どもたちが笑顔で眠りにつける、ぬいぐるみかくれんぼを紹介しました。日中なかなか遊ぶ時間の取れないママパパと子どもたちのふれあい遊びとしてもおすすめです。

子育て中の家には必ずといっていいほど存在するけれど、あまり出番がないことも多いぬいぐるみ。親子で楽しめるかくれんぼ遊びに活用して、ほっこりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

※記事内写真はすべて撮影:松永祐子

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