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生涯現役 節目の年に演歌の本出版「支えに感謝」 名張

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塚下さん

シンガーソングライター 塚下慎太郎さん(81)

 「名張が俺の終着駅」。高校時代からフォークギターで弾き語りを楽しみ、三重県名張市に移り住んで間もなく半世紀。音楽活動を始めて15年となる節目の今年、名張にちなんだ自作の63曲をまとめた「名張演歌の本」を出版した。

 兵庫県出身で、京都、大阪、奈良を経て名張へ。電車で県外へ通勤する日々の中、春は満開の桜が迎え、夏は花火、秋は紅葉が楽しめる自然豊かな名張が「だんだんと好きになっていった」という。

 64歳で退職後、それまでは聞くのが好きだった演歌を歌い始め、「他府県の人に名張を知ってほしい」との思いで、詞や曲も自作するようになった。「名張川」「名張に来てだーこ」など、名張を題材に作詞した歌は約100編に上り、歌詞には赤目滝、青蓮寺湖、江戸川乱歩なども登場する。70曲はCDなどの音源になり、カラオケには57曲が配信され、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも6曲ほど視聴できるという。

 名張市社会福祉協議会のボランティアに登録し、2023年には同社協の社会福祉大会で表彰を受けた。4月6日には「第4回名張演歌祭り」を主催し、自らも出演予定だ。

 「名張演歌の本」はA4版147ページで税込み2000円。ブックスアルデなど市内4書店で販売している。これまでを振り返り、「多くの友人、名張の方々に支えて頂いた。演歌とともに今日まで歩いてこられたことに感謝したい」と話していた。

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