上越地域に地盤沈下警報 連日の降雪で注意報から切り替え
新潟県は2025年2月6日正午、消雪用地下水の揚水量が増加し、地盤沈下のおそれがあるとして、上越地域に地盤沈下警報を発令した。
県は2月4日に地盤沈下注意報を発令し、地下水の節水を呼び掛けてきたが、その後の降雪により観測井の地下水位がさらに低下し、警報の発令基準に達した。
県によると6日午前10時時点で、上越市本城町の高田城址公園観測井の地下水位低下量は7.64m、同市栄町の高田G2観測井は8.23mで、いずれも警報発令基準のそれぞれ7mと8mを超えた。
県は同市と協力して消雪用井戸の設置者に警報発令を通知し、50%の揚水量削減を求めるほか、一般市民には地下水節水の協力を呼び掛ける。
新潟地方気象台によると、6日正午現在の同市高田の積雪は79cmとなっている。
上越地域地盤沈下(速報)( https://joetsu-chikasuii.jp/niigata-graph.php )