思わず通っちゃう富山のド定パン!?【PANDA PANDA】カツサンドに大納言、総菜パンも…全150種が並ぶ手作りパン店
食パンやバゲットに、サンドウィッチやカレーパン、クリームパンなどの総菜パン、さらにはドーナツや焼き菓子、スイーツなどもそろえるパン店。自宅や職場の近くに普段使いできるお気に入りの店を見つけると、毎日の暮らしに幅が出て、気分もあがりますよね。
富山県内にも手作りのパン専門店は数えきれないほどありますが、県内屈指の知名度を誇るのが富山市大沢野地区にある「PANDA PANDA(パンダパンダ)」。緑と黒の丸いマークが目印の人気店です。
店内には、総菜パンや焼き菓子などが所狭しと並んでいます。
その数、約150種類!手作りのパン店としては異例の豊富なラインナップです。
そうなると楽しいのがパン選び。これだけたくさん種類があると、どのパンが人気なのか、気になりますよね? そこで今回は、PANDA PANDAの人気のパンとそのおいしさの秘密について教えてもらいました。
PANDA PANDAで人気のパンTOP3
一番人気は自家製ソースが自慢の看板商品
第3位 ビアフランス
第3位は、長いソーセージをパリパリのフランスパンで包みこんだ「ビアフランス」。長さは、なんと40cm! 「フランスパンなんで、ちょっとパリッとして、中はソーセージのジュ―シーな感じで」(店スタッフ 桐島育子さん) 商品名の「ビア」には、食事やおやつとしてだけでなく、「お酒のお供になれば」という代表・桐島 勝さんの想いも込められています。
おいしさの秘密はスペイン製の回転式石窯
そんな「ビアフランス」をはじめとするPANDA PANDAのパンのおいしさの秘密が、レンガ造りのスペイン製回転式石窯。
熱せられた石から出る遠赤外線の効果によって、パンの芯からすばやく熱が入り、外に向かって熱が広がります。
「石窯だと360°から熱が入るもんだから、中がふんわり、外がパリッと焼けるんです」(代表 桐島 勝さん)
高温でムラなく焼き上がることから、カリッとした生地に小麦の香ばしさが引き立ちます。パリッとジューシーなビアフランスのおいしさを支えているのも、この石窯なんですね。
第2位 フラワーブレッド
第2位は、「フラワーブレッド」。
PANDA PANDA創業当時から人気が高い商品で、味はカスタードとチョコ、コーヒーの3種類があります。
もうひとつのこだわりは低温熟成
PANDA PANDAのパンのおいしさの秘密は、この熟成室。
天然酵母を使って仕込んだ生地を、1日かけて低温で熟成させます。
こうすることで、小麦の旨みを最大限に引き出し、日持ちするパンになるんだとか。
第1位 カツサンド
堂々の第1位は「カツサンド」。
PANDA PANDAをよく知る人にとっては「やっぱり!」と納得のパンでしょう。肉厚でジューシーなロースカツとたっぷりの千切りキャベツ、そして、自家製ソースがポイントです。
カツは肉厚で食べごたえがあり、食パンはふわふわでやさしい甘み。その後から濃厚なソースが追いかけてきます。
自家製のソースは、企業秘密のとんかつソースに赤ワインやグラニュー糖などを加え、およそ半日かけてじっくり煮込んで作っています。
甘辛くて味わい深いソースととんかつの脂をたっぷり吸ったパンは、ボリュームも味わいも抜群。数あるパンの中で一番人気なのもうなづけます。
意外?そのまま? 店名の由来を知ってる?
PANDA PANDAの現在の店舗ができたのは、28年前。
道を挟んだ向かい側で1988(昭和63)年に創業し、1996(平成8)年に今の場所にリニューアルオープンしました。創業時の建物は今も残っていますが、
当時のこの外観、懐かしいと感じる方もいるのでは?
そんなPANDA PANDAの店名の由来はと言うとーー
「知り合いの人が『名前は簡単なほうがいいだろう!』って。『パンを売るから、パンダパンダ。わかりやすくていいんじゃないの?』っていう、そういう話の中でいいヒントを得たなと思って」(桐島育子さん)
単純なようで、語呂がよくかわいらしい感じが店の雰囲気ともマッチしていますね。
店舗情報
【PANDA_PANDA】
住 所 富山県富山市上大久保290-2
電 話 076-467-1948
営 業 7:00~19:00
定休日 水曜、第3日曜
記事編集:nan-nan編集部