積極的に摂りたい!「納豆」にいれると腸がよろこぶ“アミノ酸スコア100の食材”とは?
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。たんぱく質は身体作りに欠かせない栄養素です。私たちの身体はほぼたんぱく質でできています。今回はたんぱく質、その大元になるアミノ酸についてとおすすめレシピのご紹介です。
アミノ酸の役割とは?
たんぱく質の構成は20種類のアミノ酸からなっています。食べたたんぱく質は一度、胃や腸でアミノ酸の単体に分解されます。
そのアミノ酸が身体の必要なところへ必要なかたちで、再合成されて運ばれていきます。今回はアミノ酸について大事なワードを3つお伝えしていきます。
1.必須アミノ酸
必須アミノ酸は体内で作られない、または作られる量が非常に少ないので、食べ物から積極的に摂る必要があるアミノ酸です。
その中でもバリン・ロイシン・イソロイシンは筋肉を作るアミノ酸として人気があります。
2.非必須アミノ酸
非必須アミノ酸はしっかり食事が摂れていれば、体内で合成できるとされるアミノ酸です。
非必須アミノ酸のひとつ、シスチンは爪の硬さに関係するアミノ酸で、爪が弱いのが気になる方には意識して取り入れてみるのもおすすめなアミノ酸です。
3.アミノ酸スコア
アミノ酸スコアはたんぱく質の質を評価する指標です。
食材に含まれているアミノ酸の量などで決まり、100に近いほうがよいとされています。
アミノ酸スコア100の食材は卵、大豆、牛肉、豚肉、鶏肉、アジなどです。
今回はアミノ酸スコア100の卵を使ったアレンジ納豆レシピです。
ぜひお試しください〜!
小松菜と卵の納豆和え
材料(2人分) 調理時間10分
納豆(タレカラシあり)……2パック
小松菜……1株(中〜大)
卵……1個
マヨネーズ……小さじ1
いりごま……お好みで
作り方
1 小松菜は食べやすい大きさに切って耐熱ボウルに入れ、600Wの電子レンジで1分30秒(500Wで1分50秒ほど)加熱する。
2 納豆は付属のタレとカラシを入れて混ぜておく。
3 耐熱ボウルに卵を溶いて、600Wの電子レンジで40秒(500Wでも同様)ほど加熱し、一旦取り出して混ぜて再び600Wで30秒(500Wでも同様)ほど加熱する。
4 ボウルに水気をきった1の小松菜・2の納豆・3の卵・マヨネーズ・いりごまを混ぜ合わせる。
5 器に盛ったらできあがり。
坂下莉咲/発酵食品マイスター/スキンケア指導士