『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』2025年5月23日、日米同時公開決定 ─ 予告編が公開、トム・クルーズ「最後のお願いだ」
トム・クルーズ主演、世界最高のスパイアクション・エンターテインメントシリーズ最新作となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が、2025年5月23日、日米同時公開となることが発表された。初となる予告編映像も届けられている。
シリーズ前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)の続編。この前作は劇場公開後にタイトルから『PART ONE』が外れたことが話題となっていたが、最新作は『ファイナル・レコニング』となった。これは、原題『Mission: Impossible – The Final Reckoning』を反映した邦題となっている。
公開された第1弾予告編では、これぞ「トム・クルーズ=イーサン・ハント」「ミッション・インポッシブル」というシーンが惜しげもなく展開されている。前作から続く、界中の人々の運命を掛けた“ミッション”に挑む壮大なストーリー、意味深なセリフで展開されイーサンの内面にも迫るサスペンス感、世界の大都市を背景にお馴染み“トム走り”で駆け抜ける姿、そしてプロペラ機での重力を無視するかのごとく超人的なアクション。
さらに「彼の人生、行動、その帰結」が今回のストーリーに続くというセリフに応じて、あの映画史に残る名シーン『ミッション:インポッシブル』(1996)の宙刷りワイヤーアクションのシーケンスがインサートされる。また、同作でイーサンが使用するナイフが最新作に繋がっていることを匂わせる演出も見受けられ、シリーズ1作目から約25年にも及ぶ集大成を思わせるような出来栄えに。
「成功が絶対条件で/それが“不可能”なとき/“任務”は彼に託される」。常に不可能=インポッシブルなミッションに挑み続けたイーサン・ハント。最後に登場する「俺を信じてくれ/最後のお願いだ」というセリフは、映画界・エンターテインメント界を数十年に渡り背負い続ける、世界的スーパースター:トム・クルーズの生き様と重なるようだ。
ちなみに2025年5月23日の公開日は、国内興行収入138億円超を記録し社会現象にもなった『トップガン マーヴェリック』(2022)と同じ5月の第4金曜日。またもトム・クルーズが大ブームを巻き起こすか。
©2024 PARAMOUNT PICTURES.
なお、タイトルには“ファイナル”と謳われており、シリーズの最後、またはイーサンの最期などを憶測させるものとなっているが、プレスリリースには「本作がシリーズ最終作と断定するものではございません」と添えられた。とはいえ、シリーズはこの『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で一つの最高到達点に極まることは間違いなさそうだ。2025年5月23日、日米同時公開。