春日小 創立150周年記念式典 学校の歩みふり返る
今年創立150周年を迎えた上越市立春日小学校で記念式典が22日(金)に開かれ、映像で学校の歩みなどを振り返りながら節目を祝いました。
春日小学校は、明治7年に薄袋小学校の分校として開校しました。これまで10回学校の名前が変わり、昭和46年に「春日小学校」になりました。児童の数は最も多い時で平成12年度、850人ほどで今年度は全校児童720人ほどと、市内の小学校としては最も多くなっています。
式典には全校児童や保護者、地域の人たちが参加し、150周年を祝いました。
田邊道行校長は、木の年輪は暑い日も寒い日も乗り越えてできるとしたうえで、学校の歴史について「校歌にある『楽しくつらい峰子道』が、私たちの学びの道。その道をしっかり踏みしめて進むことが大切。春日小学校の芽が出た時代に思いを馳せ、150年の成長を祝いたい」と話しました。
このあと、児童を代表して6年生4人が感謝のことばを述べ、最後に全校児童で校歌などを合唱しました。
児童
「学校にこういう歴史があることを6年間知らずに生活してきた。記念式典で、自分たちが引き継がれてきた存在だと実感した」
「長い歴史を持つ春日小学校だから、卒業しても守っていきたい」
式典には、学校区にある春日山城跡などで観光をPRしている「越後上越上杉おもてなし武将隊」の3人が招かれ、演武を披露するなど節目を盛り上げていました。