株の取引時間中にずっと監視はできない!持ち株が急騰・急落した場合に対応できるオススメのリスクコントロールとは?【図解 株式投資の話】
逆指値注文でリスクコントロールしよう!【図解 株式投資の話】
便利な「逆指値注文」を使おう!
「持ち株の株価を取引時間中にずっと監視していられる」という人は少ないでしょう。
しかし、株価は急変することがあります。急騰する分にはよいのですが、急落した場合には何らかの対応が必要になります。そのため、何らかの方法で持ち株の株価を監視しておき、急変した場合は売り注文を出せるようにしておきましょう。
証券会社によっては「アラーム設定」という機能があります。株価が指定した値段になると、知らせてくれるシステムです。
これもよいのですが、指定した値段になったことを知っても仕事中で対応できないこともあるでしょう。
そこで、「逆指値注文」がおすすめです。
逆指値注文とは、「価格が上昇し、指定した値段以上になれば買い」「価格が下落し、指定した値段以下になれば売り」とする注文方法です。通常の指値注文で、それぞれ、「指定した値段以下で買い」、または「指定した価格以上で売り」とすることと逆の注文方法であることから「逆指値」と呼ばれます。
たとえば、現在の株価が500円だったとします。450円まで値下がりしたら売りたいと思っていますが、もし、今、450円で売りの指値注文を出すと、500円で売れてしまいます。
しかし、450円で売りの逆指値注文を出せば、株価が450円まで下がった時点で売り注文が出されます。
この注文方法を使えば、お仕事をしていてもリスクコントロールができるわけです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』