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【西武】2025年の年俸ランキング 源田壮亮が3億円でトップ、投手陣は明暗くっきり

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(左から)西武の隅田知一郎、源田壮亮、平良海馬

源田壮亮が3年連続トップ、髙橋光成と平良海馬が大幅ダウン

西口文也新監督のもと、新たなスタートを切った西武。栗山巧、中村剛也のベテランコンビが24年目のシーズンを迎える一方、2018、19年のリーグ連覇時に主力だった増田達至、金子侑司は昨季限りでユニフォームを脱いだ。

増田の昨季年俸は2億4000万円、金子侑司は7000万円といずれもチーム内で上位の「高給取り」だったため、今季の年俸ランキングにも変動があった。外国人選手を除く2025年の西武の年俸ランキングトップ10は以下の通り。

■2025年 西武年俸ランキングトップ10

1位 源田壮亮 3億円(±0)
2位 髙橋光成 2億1000万円(5500万▼)
3位 平良海馬 2億円(5000万▼)
4位 今井達也 1億8000万円(1億△)
5位 外崎修汰 1億6000万円(±0)
6位 中村剛也 1億円(5000万▼)
7位 平井克典 9000万円(±0)
7位 隅田知一郎 9000万円(5000万△)
9位 栗山巧  8000万円(2800万▼)
10位 松本航 5200万円(600万▼)

※()内は前年比

1位は3億円の源田壮亮で、3年連続のトップとなった。2022年オフに5年総額15億円規模の大型契約を結んだチームの顔は、このオフも現状維持で更改。昨季はキャプテンとして全143試合に出場し、チームトップの打率.264をマーク。守備では7年連続7度目のゴールデングラブ賞を受賞した。

5年契約の3年目となる今季は、攻守にわたって野手陣をより一層けん引する役割が求められる。球団史上ワーストの91敗を喫するなど屈辱にまみれた昨季からの捲土重来を期して、並々ならぬ覚悟で2025年シーズンに臨む。

2位は2億1000万円で髙橋光成。3年連続2桁勝利を挙げていた男が昨季は開幕から11連敗とまさかの大不振で、1勝もできずにシーズンを終えた。2019年以来となった減俸のダウン額は5500万円。復活を期す今季は投球フォームも新たに、昨季の雪辱を晴らすシーズンにできるか。

3位は2億円の平良海馬。先発転向2年目の昨季は先発の軸としての活躍が期待されるも、5月に右前腕の張りで離脱。8月に復帰後は中継ぎとして登板を重ねたが、不完全燃焼に終わった。西口新監督からは守護神に指名された今季、ブルペンの大黒柱として1つでも多くの勝利に貢献したい。

エース今井達也が大幅増で4位に浮上

昨季9位だった今井達也が1億8000万円で4位にランクイン。初の開幕投手を務めた昨季は25試合に先発、自己最多となる173.1イニングを投げ、2年連続となる10勝をマーク。187奪三振で自身初タイトルを手にするなど先発の軸として十分な働きを見せ、1億円アップを勝ち取った。

今季もすでに開幕投手に内定。エースとして先発陣をより一層けん引し、順位を1つでも押し上げる役割が期待される。

5位は1億6000万円の外崎修汰。昨季は127試合に出場し、打率.227、7本塁打、41打点と悔しいシーズンを送った。4年契約の3年目となる今季は6年間レギュラーを務めたセカンドからサードへ転向。2019年に26本塁打をマークした強打復活を果たし、新ポジションでも定位置確保を狙う。

6位には1億円で中村剛也が入った。昨季はコンディション不良もあり、58試合の出場で打率.191、7本塁打、14打点と不本意な成績に終わり、年俸も2年連続での5000万円ダウン。今季42歳を迎えるが長打力はまだまだ健在なだけに、2年ぶりにチーム最多のアーチをかける復活劇を期待したい。

隅田知一郎が倍増超えで7位、武内夏暉は12位も昇給率トップ

7位は9000万円で平井克典と隅田知一郎の2投手が並ぶ。平井は2023年オフに2年契約を結んでおり、現状維持で契約を更改。昨季は自身最少となる13登板、0勝0敗4ホールド、防御率4.66と悔しい結果に終わった。増田達至が現役を引退し、投手では最年長となった今季、鉄腕復活なるか注目だ。

隅田は倍増超えの5000万円アップでトップ10入りを果たした。昨季は自己最多となる26先発、179.1イニングを投げ、9勝10敗、防御率2.76の好成績。2桁勝利にはあと一歩届かなかったが、充実のシーズンを送った。今季もフルシーズン先発ローテを守り、自身初タイトルを目指したい。

9位には8000万円で栗山巧が入った。昨季は60試合に出場し、打率.226、1本塁打、12打点。年々出場機会が減少し、2023年から2年間で約1億円ダウンとなり、年俸も1億円を割った。「引退」の2文字もチラつく中、現役生活をかけてプロ24年目のシーズンに臨む。

10位は5200万円で松本航。昨季は先発でスタートするもチーム事情でシーズン途中からリリーフに転向。34試合に登板し、1勝9敗6ホールド、防御率3.93の成績で 600万円ダウンとなった。再び先発として勝負する今季は、2021年以来の2桁勝利を目指したい。

トップ10に入らなかった選手では、新人王を獲得した武内夏暉が昨季の1600万円から4500万円にアップして12位に。昇給率181%はチームトップだった。6年ぶりに古巣へ復帰した炭谷銀仁朗は、500万円アップの4000万円でプロ20年目のシーズンに臨む。

※金額はいずれも推定

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記事:SPAIA編集部

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