JR西日本の有料座席サービス「快速 うれしート」さらに拡大!奈良線は全ての快速列車に導入 2025年春ダイヤ改正
JR西日本は2025年3月15日のダイヤ改正で「快速 うれしート」をさらに拡大します。
うれしートは同社が2023年10月に導入した新たな有料座席サービスです。通勤・通学時間帯の快速列車などの一部車両に有料エリアを設け、のれんで他のエリアと区切り、指定席券購入者のみ着席できるようにしたもの。
サービス開始当初の対象路線はJR大和路線・おおさか東線のみでしたが、奈良線や山陽線にも導入され、運転本数も増えていました。2025年春のサービス拡大はすでに発表済みでしたが、JR西日本が13日にダイヤ改正詳細を発表したことで各路線での追加本数などが判明。奈良線では全ての快速系列車に導入することが分かり、SNSでも話題になっています。
[琵琶湖線・JR 京都線・JR神戸線]
野洲⇒姫路/網干間、平日大阪駅5~7時台着・17~21時台着の「快速」8本
網干/姫路⇒大阪、平日大阪駅8時台着の「快速」3本
[嵯峨野線]
園部⇒京都、平日京都駅7時台着の「快速」2本
京都⇒園部、平日京都駅19,20時台着の「快速」2本
[JR宝塚線]
篠山口/新三田⇒大阪、平日の大阪駅6,7時台着の「丹波路快速」「快速」2本
大阪⇒篠山口、平日の大阪駅18~21時台着の「丹波時快速」「快速」5本
[奈良線]
京都~奈良、全日全時間帯の「みやこ路快速」「快速」「区間快速」、平日54本・土休日50本
[山陽線]
岩国⇒広島、土休日の広島駅9~11時台着の「快速」 3本
「快速 うれしート」は「より多くの方々の座りたいニーズにお応え出来る指定席サービスを、いかに低価格で提供できるか模索」「通勤列車の座席にも、既に座席番号が割り振られていることに着目」「”のれん”という低コストな設備を採用することで初期投資を抑え、300円という低価格を実現」の3点が評価され、2024年度グッドデザイン賞も受賞しています。