大人になってからでも英語力は伸びる。大切なのは「自分に合った学び方」 ―― #やっててよかった「ポケット語学」【Vol.5】
「英語を話せるようになりたい」。そんな憧れをきっかけにして英語学習を始め、続けることで変化を起こした人たちがいます。
この連載では、英語学習アプリ「ポケット語学」でNHK英語講座を学び続けているみなさんの、リアルな声をご紹介。暮らしにフィットする学習方法、継続するための工夫、英語を学び続けたことで得られた成果に、どうぞご注目ください。
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暮らしにフィットした学び方を探して、たどりついた「ポケット語学」
50代・女性 大森さん(仮名)
「昔はもっと英語ができたのに」――そう感じたことはありませんか? 10代のころから語学が身近だった大森さんも、社会人になって英語力が落ちたと感じていたひとり。しかしながら、今のライフスタイルに合った学び方であらためて英語学習に取り組むことで、今では外国人の方との会話を自然と楽しめるまでになったと言います。そこには、“自分に合った学びのスタイル”を見つけるまでの試行錯誤がありました。
英語を学びなおしたきっかけ
小学生のころからNHKラジオ「基礎英語」を聞き、中学以降は知人の外国人の方のもとで英語を学んでいたという大森さん。「しかしながら、大学ではフランス語を専攻し、英語は第二外国語となりました。そのときに英語力ががくんと落ちてしまったんです」。社会人になり、仕事で英語を使う機会があったのをきっかけに、英語の学びなおしを決意したといいます。さまざまな教材を試すなかで出合ったのが「ポケット語学」。「以前、NHK語学講座の番組再生アプリをダウンロードして聞くようになったものの、反復学習ができないことに気がつきました。そんなときに、NHKの英語テキストの広告でポケット語学を見つけて、試してみたら使いやすかった。それで始めることにしました」。
大森さんの学習ルーティン ――平日も休日も、学習リズムを崩さない
「ポケット語学での英語学習は、できるだけマルチタスクで取り組んでいます」と話す大森さん。「朝、最寄り駅についてからの10分くらいの間に、レッスンの英会話文を2回、解説を2回聞きます。帰りは疲れていると聞かないこともあるけれど、帰宅したら自宅で15~20分間は英語を音読するようにしています」。通勤時にもマスクをしながら小声で音読し、休日もルーティンを崩さずに継続。「声に出して英語を読むと、頭がスッキリするんですよ。今では、1日1回英語を聞いたり音読したりしないと、なんだか気持ち悪いと感じるくらいです(笑)」。
「まずは10分」。ストレスなく学べるように型をつくる
大森さんの学びの習慣には、無理なく継続するためのいくつかの「マイルール」がうかがえます。そのひとつが、“音に集中するのは10~15分まで”と決めていること。「音読やリスニングなど音に集中して練習するとき、わたしの場合は10~15分が限界ということがわかってきました。無理に30分続けようとすると、集中力が切れてしまう。だから、我慢して続けないようにしています」。10分続ければ、自然とモチベーションも上がってくる、と話します。「仕事と同じで、気分が乗らなかったとしても、まずは何も考えずに10分間、手をつける。そうすると、だんだん気分が乗ってくるんですよね。勉強も同じで、“まずは10分やる”ってすごく大事なことだと思っています」。
「中学生の基礎英語 レベル2」のお気に入りコーナー
ポケット語学のいいところは、いろいろなレベルの講座を行き来できるところ、と話す大森さん。「学習をするなかで、この部分が弱いかも? と感じたときに、戻れる場所があり、いろいろな講座を行き来できるのは、ポケット語学のよさだと思います。わたしは『中学生の基礎英語 レベル2』シーズン3の解説にある、【リピーティング・プラクティス】が気に入っています。例文も複数提示されているので、会話のための引き出しが増えて重宝しています」。
日本語を介さなくても英語が聞こえるように
「ポケット語学を始めて半年すぎたあたりから、日本語を介さなくても英語が耳に入ってくるようになりました。ふだん音読するときも、日本語のことを考えなくてもよくなり、飛行機で隣に外国の方が座ったときにも自然に話せるようになった。積み上げって大事だなと思いました」。自分のスタイルを知りながら無理なく続ける。その絶妙なバランスこそ、大森さんがここまで続けてこられた秘訣なのかもしれません。「自分の力が実感できるとモチベーションになります。“つらいけど、楽しい”って思えるところまで来られた、と感じています」。ブランクを越え、自分の力で積み上げてきた自信。その先に見えてきたのは、“英語を話せる自分”という、うれしい未来でした。
大森さんのお話から発見!【英語学習3つのヒント】
●「まずは10分」、何も考えずにとにかく始める
●学習時間をルーティンに組み込み、「勉強しないと違和感がある」状態をつくりだす
●いろいろなレベルの講座を行き来しながら、英語力を底上げしていく
取材・執筆・編集:「ポケット語学」事務局
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