岡山電気軌道、路面電車の「岡山駅乗り入れプロジェクト」続報 2026年度末開業目指し岡山市と事業進める
現行の岡山駅前電停からさらに0.1km延伸し、JR岡山駅前広場へ停留場を新設する……そんな岡山電気軌道の路面電車延伸プロジェクトに関する続報が入りました。
同社は25日、岡山市とともに2026年度末開業を目指して本プロジェクトを進めていると発表。その工事に伴い、現行の岡山駅前電停にも変化が生じるようです。
現行の岡山駅前電停は、乗車ホーム・降車ホームに分かれています。2025年秋頃から岡山駅乗り入れ時までの間、乗車ホームを廃止し、現行の降車ホームを乗降ホームとして運用するということです。
岡山駅前の広場にはバス・タクシー・一般車が乗り入れていますが、路面電車の電停が離れた場所にあったため、「電停の位置が分かりづらい」「他の交通機関との乗り換えに時間がかかる」といった状況が続いています。
延伸により駅前広場に停留場を新設した場合、岡山駅乗り換え時間はおよそ1分30秒~3分ほど短縮される見込み。交差点を横断する必要もなくなるため、安全性の向上にもつながります。
岡山市も路面電車の乗り入れにあわせ、駅前広場整備に力を入れます。リニューアルの様子は同市公式YouTubeチャンネルで確認できます。
(画像:岡山電気軌道)