景時公を想う夕べ 1月19日 甘酒の振る舞いも
鎌倉時代の最初期、第一代将軍源頼朝の側近として活躍した、「鎌倉本躰の武士」梶原景時公。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、景時公の館(所領)が寒川町の一之宮にあったと記載されている。現在も一之宮を通る「旧大山街道」沿いには、景時公ゆかりの伝承地が点在しており、30余年の間景時公を研究してきた「寒川町梶原公顕彰会」協力によるイベント、「梶原景時公一之宮館出立を想う夕べ」が1月19日(日)に開催される。参加費無料。希望者は直接現地へ。
第1部は「館址で想う」。午後4時45分頃から梶原景時館址内(寒川町一之宮8の6の16)に灯りや篝火を灯し、出立前夜の情景を想う。その後、同会会員や近隣住民有志による甘酒が振舞われる(50杯程度)。
第2部は「語りで想う」。一之宮地域集会所(同)で、同会役員による「一之宮の梶原さん」ミニ講座や、2023年発行の寒川町歴史文化学習ハンドブック『えびらの梅-梶原景季とうぐいすの物語-』の解説や朗読が行われる。時間は5時30分から7時。同会では「大切に伝承されてきた歴史文化を、次世代につなぐ一助となれば」とコメントしている。
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