北野坂店限定!にしむら珈琲店の夏の定番「氷の器のアイスコーヒー」で涼を感じてきました 神戸市
毎年、夏になると『にしむら珈琲店・北野坂店』(神戸市中央区)限定で販売される「氷の器のアイスコーヒー」。透き通った美しい氷の器は写真映えすることはもちろん、涼を感じられるとして”神戸の夏の定番”となっています。
あっという間に梅雨が明け、いよいよ夏本番!この時期だけの1杯をいただきに取材へ行ってきました。
北野坂店は1974年創業。「自宅に招かれたような雰囲気の中、一期一会を楽しむ」というのがコンセプトで、ドイツ製のオルゴールや100年以上動いているというイギリス製の時計などといった調度品を堪能できるのも魅力です。
「氷の器のアイスコーヒー」は創業者が氷の器にのった料理にインスパイアを受け、考案したメニューなのだとか。創業当時はのみを使って氷を手彫りし、そこにアイスコーヒーを注いでいたんですって!なんとも芸術的で、当時の見た目もかなり気になります。
冷凍庫から出したばかりの器にアイスコーヒーを注ぐと温度差で氷が割れてしまうため、提供には15~20分ほどがかかります。そんな中、運ばれてきたコーヒーはあまりにも美しい~!感嘆の声が漏れます。
運ばれてきたばかりのころは、冷気にまとわれたように白くて真四角。まさに氷の塊!という感じで、注がれたコーヒーをしっかりと包んでいますが…。
窓辺の席で撮影すること15分。少しずつ溶けて透明度が上がり、角も取れて丸みを帯びてきました。くり抜かれた氷にコーヒーが注がれている姿をしっかりと確認でき、その姿はまるで宙に浮いているかのよう!
器はすぐに溶けてしまうのかと思いきや、席の日当たりによるものの大体1時間ほどは楽しめるのだそう。時間の経過とともに変化していく氷の様子を楽しめるのも醍醐味です…!
またコーヒーの味わいにも少しずつ変化が。コーヒーを飲み終えると穴の縁や底にはシャーベットができ、スプーンで削って食べるのがオススメなのだとか。香り高いコーヒーの味わいが残る氷はシャリシャリで、食感も楽しい♪
「この空間の中で味わいはもちろん、その見た目を撮影したり氷に触れてみたりと体験自体も楽しんでもらえたら」とのこと。目で見て飲んで触って楽しむ、心も体も一気にサッパリとして何とも味わい深い逸品でしたよ♡
毎年「あれ飲みたいな~、でももう売り切れているだろう…」と何度かあきらめたことがあったのですが、今回取材で「夕方に訪れても数量がありますよ!」と教えていただきました。これまであきらめていたという人も、今年はぜひ足を運んでみては?
場所
にしむら珈琲店 北野坂店
(神戸市中央区山本通2丁目1-20)
営業時間
10:00~22:00
定休日
月曜日
販売期間
2025年7月1日(火)~8月31日(日)