遊びゴコロの詰まった“三田BASE”にようこそ! 千丈寺湖畔にある『ラボラトリオ』は楽しい仕掛けがいっぱいでした 三田市
有馬富士公園の休養ゾーンにほど近い、千丈寺湖畔のクラフト工房『LA・BO・RA・TORIO(ラボラトリオ)』(三田市)は、音楽フェス「ARIFUJI WEEKENDERS」にも出店経歴のある、クラフトワーク界隈では知る人ぞ知るお店。
看板のところに車を停めて歩いていくと、すぐにお店が現れます。
『ラボラトリオ』はイタリア語で「工房」、そして「研究所」という意味があるそう。ここで色々なことをやってみたいと考えていた店主の藤田さんは、イメージぴったりなこの屋号に決めました。
「いつもは寡黙なんですよ」と話すご主人と笑顔が溢れる奥さまは、まるでピースの凹凸のよう。ご主人はこれまで、農機具メーカー「クボタ」のカタログ制作など、企業デザインに長年携わってこられました。
話してくれるのは、北海道で広大な農地をヘリからカメラマンがぶら下がって撮影した話や、イメージキャラに起用した故アンディ・フグ選手との撮影エピソードなど、身を乗り出して聞きたくなる面白い話が盛りだくさん。
さらに、ところ狭しと並べられたクラフト雑貨は眺めているだけで楽しくて、時間を忘れます。
筆者は、イベントで見かけて気になっていた真鍮ワイヤーの”ネームブローチ”を作ってもらうことにしました。出来上がりを待つ間、コーヒーを飲みながらひと休み♪
テラスで心地良い風を感じながらホッと一息していると、10分ほどで完成しました。
自分の名前に好きなモチーフを追加して、ビーズを通してもらいます。ピン留めができるので、布バッグやキャップに付けても♡卒業記念品として小学校で採用されたこともあるそうです。
”ギャラリー”では、作品が気に入ったら購入も可能とのこと。
タコのような火星人や「クラーケン(イカの怪物)」など、「こんなものも!?」と思うような楽しい作品も並んでいます。
「ダイナソーシリーズ」は最近のヒット作で、置かれたケージがさらにリアル感をアップしています。
精巧な造りの「ノアの方舟」は、動物でシーンが再現されていて世界観に引き込まれそう。
作業場では、オーダー品を制作中でした。
アンテナに引っ掛かったら、やってみる!のが藤田流。この建物も自ら「shade 3D」でイメージしながら図面を起こしたそう。
お庭にも楽しい仕掛けがされていて、子どもたちが喜びそうな「カブトムシ城」にはバラが植えられています。咲くのが楽しみですね♡
ゼロからスタートしたこの場所は、藤田さんの仕事場兼遊び場である”三田BASE”。たくさんのアイデアが今日もここで生み出されています。『ラボラトリオ』に足を運べば、人生を楽しむためのスパイスが見つかるかもしれません!
場所
LA・BO・RA・TORIO(ラボラトリオ)
(三田市小野1471-60)
営業時間
10:00〜16:00
定休日
水曜日、木曜日(臨時休業あり)
問い合わせ
TEL 090-2065-8025
備考
喫茶(ドリンクのみ)
ハンドクラフト・木工雑貨など
棚・机などオーダーも承ります(ご相談ください)