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夏季特別展「伝説の漆匠 佐野長寛」 7月12日から甲賀・ミホミュージアム

伊賀タウン情報YOU

扇面散漆蒔絵煮物椀、MIHOMUSEUM蔵(撮影・山崎兼慈)

 幕末の京都漆芸界に新風を吹き込んだ漆工・佐野長寛(1794‐1856)の功績を紹介する夏季特別展「伝説の漆匠 佐野長寛 奇想と風雅の世界」が、7月12日から8月24日まで滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)で開かれる。

佐野長寛像(部分)、西村宗三郎筆、1856(安政3)年、個人蔵=(画像提供・京都国立博物館)

 佐野長寛は幼いころから父に漆芸を学び、紀州・吉野などを歴訪して各地の技術を会得。自らを「漆匠」と称し、奇抜な発想と風雅を好む作風で強い印象を残したという。今回は、1925年に京都国立博物館で遺作展が開かれてから100年の節目に当たり、蒔絵の重箱や菓子盆、盃など160件超の作品と資料を展示する。

 開館は午前10時から午後5時(入館は同4時)まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)。入館料は一般1300円、高校・大学生千円、中学生以下無料。

 期間中の毎週土曜(7月12日除く)午後1時30分からは、担当学芸員によるギャラリートークがある。各回の定員は20人。7月12日午後1時30分からは、国立能楽堂の高尾曜さんによる講演会がある。定員100人。予約不要だが、整理券を当日配布する。

 問い合わせは同ミュージアム(0748・82・3411)まで。

読者プレゼント

 読者ペア5組に夏季特別展の招待券プレゼントがある。希望者は、はがきに住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOUミホミュージアム秋季特別展係」へ送付する。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。6月20日必着。

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