長男出産後の体質変化。“じんましん”と付き合いながら次男を妊娠・出産!
夫と子ども2人の4人で暮らすアラフォーライターの“くろみつ”です。長男が幼稚園生活に慣れてきた今年の夏から、ライターの仕事に復帰。次男との生活を楽しみながら、なんとか時間を見つけて仕事をしています。
結婚5年目となる2014年、34歳の時に長男を、2018年、37歳で次男を出産しました。今回は、長男出産後に付き合うこととなった“じんましん”についてお話させていただきます。
長男出産後に突如やってきた“じんましん”
長男を出産したのは34歳。破水からはじまり、陣痛が起こらず緊急帝王切開での出産になったものの、産後の回復は順調で、問題なく生活をしていました。
出産して半年ほど経ち、「本腰入れてダイエットをしよう」と意気込んだ私は、運動を始めることにしました。最初は特に問題なかったのですが、ある日、筋トレをして一息ついて落ち着いたときに、体にかゆみを感じました。その時は割とすぐに引いてしまい、「たまたまか」と軽く考えていました。
しかし、その後、頻繁に“じんましん”が出るようになったのです。本格的な運動したときだけではなく、屋外で子どもを抱っこする、電車に乗るために少し急いで歩くなどでもじんましんが…。
つらいかゆみに悩み、内科を受診しました。先生のお話では「おそらく“コリン性蕁麻疹(コリンせいじんましん)”でしょう」とのこと。汗をかくことがきっかけとなって“じんましん”がでるそうです。「汗をかく前に薬を飲んでおけば出ませんよ」とのことでしたが、授乳中ということもあり、お断りしました。
何が原因というのはわかりませんが、私はもともと汗をかきにくい体質で、花粉症やアトピーなどのアレルギー体質もありました。そこに、知らず知らずのうちに、育児の疲れ、仕事の疲れ、そして年齢的なものもあったのかな、「無理していたのかな」と解釈し、赤ちゃん中心の生活から、自分の体調にも目を向けるように努力しました。
“じんましん”と付き合いながらの妊娠生活は大変
やっかいな“じんましん”が治ることはないまま、次男を妊娠しました。
妊娠中は体温が高い状態が続くので、“じんましん”が出やすい状況になりました。真夏の暑いときには体のかゆみだけでなく、目まで腫れ上がってしまうことも…。妊娠中なので薬も飲めず、体を冷やすのも赤ちゃんによくないし、八方塞がり。
また、妊娠中でも長男は抱っこを要求してくるので体に負荷がかかり、必ずと言っていいほど“じんましん”が出ます。長男はまだ2歳前。「お母さん、暑くなると、かゆい、かゆいで大変なの」と言ってもわかってくれません。
私としてはなかなか大変な妊娠期間でしたが、赤ちゃんは順調に大きくなり、無事に出産することができました。
体質改善で“じんましん”とうまく付き合えるように
2017年、次男を出産して初めての夏。
次男出産後は「体質改善をするしかない」と心に決め、自分なりに調べて食生活を見直したり、漢方を取り入れたりしました。
授乳中で体がほてりやすかったこともあり、時々“じんましん”に悩まされることもありましたが、努力が功を奏したのか、妊娠中のようなつらい状況は少なくなりました。
そして、2018年の猛暑でも、なんと1度もじんましんは出ていません。もちろんいろいろと注意して生活はしていますが、体調が整ってきたのかなと、うれしく思っています。
思いがけずやってきた出産後の体調変化。“じんましん”自体はとてもやっかいですが、「もっと体をいたわって」という長男からのプレゼントだと思うようになりました。発症した当時、昼間は育児サークルやセミナーなどで飛び回り、夜中3時に起きて仕事。授乳もして、慣れない離乳食作りなど、今考えればどうしてあんなことをやっていたのかと不思議なくらいです。これからも自分の体調管理はしっかりしていきたいと思っています。お母さんが元気じゃないと子育ては無理ですから。
[くろみつ * プロフィール]
夫と子ども2人と暮らすアラフォーライター。2014年に長男、2018年に次男を出産し、もうひとり女の子が欲しいけどいろいろ考えると厳しいなと考える今日この頃です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。