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小学校中学校 ハマの味が給食に 横浜DeNA 名物カレー

タウンニュース

「青星寮カレー」を頬張る生徒たち。「辛いけど美味しい」と口をそろえおかわりしていた=19日・上和田中学校で

大和市は19日から、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの選手寮で人気を博す「青星寮カレー」を、市立小・中学校の給食で期間限定の提供を開始した。5月30日までの7日間で、市内全28校に約1万7千食を順次提供する。昨シーズン、日本一に輝いたベイスターズの選手たちに愛されるスパイシーなカレーが、児童・生徒たちの食欲を刺激している。

メニュー名にもある青星寮は、横須賀市にあるベイスターズの若手選手寮。そこで選手たちの間で定番となっているのが、独特のスパイス使いが食欲をそそる「青星寮カレー」だ。横浜スタジアムでは商品化もされ、人気メニューとして定着している。

今回の取り組みは、食を通じて子どもたちにスポーツを身近に感じてもらうのが狙い。球団から提供されたレシピを基に、市の栄養士らが試作を重ね、学校給食向けにアレンジを加えた。

完成した給食版「青星寮カレー」は、豚肉を赤ワインに漬け込んだり、スパイスの「クミン」を使用するなど、本家のレシピを忠実に再現した。さらに、多くの児童・生徒たちが味わえるよう、乳製品と小麦粉を不使用とするアレルギー対応も施された。

19日には、市内4中学校で青星寮カレーの提供がスタート。上和田中学校(生徒数356人)では、給食の時間にベイスターズの投手で神奈川県出身の石田裕太郎選手からのビデオメッセージがサプライズ上映。石田選手は「このカレーを食べて、勉強や部活動を頑張って」と、生徒たちにエールを送った。

大和市の給食では、カレーシチューや夏野菜カレーなどが人気だが、青星寮カレーを味わった齋藤新汰さん(3年)は「いつものカレーよりスパイシーで、すごく美味しかった。また絶対に食べたい」と満面の笑みで語った。

青星寮カレーは、ベイスターズの本拠地である横浜市や横須賀市のほか、昨年は愛川町の給食でも提供されている。

大和市の学校給食ではこれまでにも、市内を拠点に活動する女子サッカーチーム「大和シルフィード」とのコラボメニュー「シルフィードカレー」(2023・24年度)なども提供されており、市ではスポーツチームとの連携を通じた食育への取り組みを積極的に進めている。

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