「仕事はどうやって探す?」釣りのために移住してみた 内定翌日にご祝儀的な爆釣も!
釣り人でなくとも、誰もが一度は旅先などで「ここに住めたら」と思ったことがあるのではないだろうか。今回は一大決心をし、愛知県から和歌山県南部へ移住した筆者の移住のきっかけから移住後の経過を記していきたい。
広告で見つけた和歌山移住ブース
帰宅途中の通勤電車で見かけた転職フェアの広告、その片隅で見かけた和歌山県移住相談ブースの文字。休日開催で、参加費も無料だったため、参加を申し込んだ。
当日ブースで話を聞き、和歌山県への移住についての情報を聞いた。中でも「わかやまLIFE」というサイトから申し込める仕事暮らし体験は、一泊から二泊のプランで現地で仕事を体験しながら生活する制度で、非常に興味深かった。
移住支援サイト&イベント情報を入手
わかやまLIFEには、実際に夢を叶えて移住してきた人の記事があり、決して夢ではなく現実として実行できることだと感じた。
仕事や住まいについても資料をいただき、後日大阪で開催される和歌山県の企業が集まるイベントも教えていただいた。こちらも休日開催であったため、参加を予定した。
それまでの間、いただいた資料から移住する上で候補となる会社をいくつかピックアップしていった。そうした活動をしていくうちに、今まで漠然と考えていた和歌山県への移住が、現実的にどう進められるのか、その道筋が明確に見えてきたと実感した。簡単に言えば、仕事探しと住居探しだ。
和歌山県での仕事探し
後日大阪で開催の和歌山県の企業フェアに参加した。もう若くない38歳、転職するにはギリギリの年齢だろう。いくつかの企業と話をしたが、業種によってはあまり歓迎はされていないと感じることもあった。
そして現実として、和歌山県の求人は市街地である和歌山市を中心に北部に集中しており、私が希望する和歌山県南部の会社の出展はなかった。
現実的な選択肢は北部移住か
和歌山県は北部でも釣り場としてのポテンシャルは高い。仕事と趣味を両立させた今後のフィッシングライフを満喫するには十分な地域である。当日話を聞いた企業でも釣りが趣味の従業員が多く、仲間内で釣りに行っていると伺った。
和歌山県北部は今まであまり訪れたことのない土地であるため、後日休暇を利用し移住候補地数か所を訪問してみることにした。
求人情報を収集する中で、希望する和歌山県南部は漁業水産関係と観光業がほとんど。もう10歳若ければチャレンジできるのだが、この年で新たな職種に挑戦するのは少し無謀とも考え、移住するなら和歌山市をはじめ北部が現実的かと考え始めていた。
仕事暮らし体験を申し込み
先日のイベントで知った、わかやまLIFEのサイトから申し込んだ仕事暮らし体験の日程が決まり、体験をすることができた。
選んだのは希望である和歌山県南部の体験先。そこで働く現地の人、宿泊先で地域の方と交流することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。
この体験プログラムを通して移住したい思いを伝え、持参した履歴書から今までの経歴を評価していただき、後日正式に採用面接を行っていただく運びとなった。
内定を勝ち取った!
後日、うれしいことに無事内定をいただき、希望していた和歌山県南部での勤務先が決定した。
最も高いと感じていたハードルを越えることができたのは、今まで真剣に仕事と向き合ってきたことで得た知識と経験があったからだ。今までの努力が、漠然とした夢を現実に変える大きな一歩となった。
ちなみに翌日は串本カセ、大裕丸へ寄り、ブリ3匹とマダイという好釣果。まるで和歌山の海から歓迎を受けたような気分であった。
<稲垣順也/TSURINEWSライター>