ご当地WAON寄付 11年で1千万円超える 相模原のまちづくりに寄与
流通大手イオンリテール(株)は12月4日、電子マネー「さがみはら潤いWAON」で2023年3月から24年2月末までに利用者が買い物した金額の一部、108万5991円を相模原市に寄付した。
同社は2012年に市と包括連携協定を結んで以来、毎年「ご当地WAON」の利用額の0・1%を寄付している。市内外での利用が対象で今回の寄付を含めた11年間の合計は、1006万1208円となった。
「さがみはら潤いWAON」の累計発行枚数は24年10月31日時点で3万2690枚。寄付金は広域交流拠点都市を目指す市のまちづくりに役立てられ、これまでに相模原駅ペデストリアンデッキに津久井産材を利用したベンチが設置されたほか、イオン相模原店に隣接する公園遊具の更新などに活用されている。
この日は同社南関東カンパニー西神奈川事業部長の久保和義さんから本村賢太郎市長に目録が手渡された。