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マーベル『サンダーボルツ*』オーディション、FBIなみ厳戒体制 ─ あちこちにシュレッダー、脚本は即処分

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(c)2024 MARVEL

(MCU)で初となるヴィラン集結映画『サンダーボルツ*(原題)』に参戦するルイス・ブルマンが、情報漏洩対策が堅牢なマーベル映画のオーディションを振り返り、興味深い言葉で表現している。

『トップガン:マーヴェリック』(2022)で若手エリートパイロットの1人、ボブ役を演じて注目されたプルマンは、『サンダーボルツ*』で再びというキャラクター役で登場する。原作コミックでは、最強クラスのパワーを誇るセントリーというキャラクターだ。もともと、この役には「ウォーキング・デッド」や『NOPE/ノープ』(2022)のスティーヴン・ユァンが決定していたが、スケジュールの都合でし、プルマンが代役としてキャスティングされた。

ポッドキャスト番組「」に出演したプルマンは、MCU参戦とオーディションについて、こう語っている。

「いつも手の届かない領域で、クールな人たちが集まるような印象だったから、自分が迎え入れられるのかどうか、少なくとも参加する機会があるかどうかさえ分かりませんでした。だから、スクリーンテストに行くのはとんでもない経験だったんです。まるでFBIに入局するような感じで、すべてが厳重で封印されていました。」

その厳重ぶりは、「“君が1時間以上、脚本の一部を持っていられたらラッキーだよ”と言われました」というプルマンの言葉に表れている。オーディションで使われた脚本の一部を処分するために、「あちこちにシュレッダーがあった」そうだ。

オーディションの過程について、プルマンは「監督のジェイク・シュライアーが僕と一緒に腰を下ろして、ストーリーを教えてくれました」と語る。「僕は脚本も何も読めなかったんです。クールでしたよ。そういう意味では何だか古風ですよね。“それではキャンプファイヤーのそばで、サンダーボルツのお話をしましょう”という感じでした」。

プルマンは厳戒体制で行われたオーディションに少し腰が引けてしまったようだが、見事にボブ役を獲得。バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンや、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューといったMCUでおなじみのキャストとともに出演することになる。MCUデビューを飾るプルマンが、どんな活躍を見せてくれるか楽しみに待ちたい。

映画『サンダーボルツ*(原題)』はGW公開予定。

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