新潟に来たらローカルスーパー「ウオロク」の「手づくりだしむすび」を食べてください / 専門店にも負けない、具だくさんのめちゃウマおむすび
新潟県には、当サイトで何度かご紹介している「原信」というスーパー以外にもいくつかのローカルスーパーが存在している。
先日、その中の1つである「ウオロク」に行ってきた。
ちょうどお昼時だったので、おむすびを購入して帰ってきたのだが……このおむすびがめちゃくちゃおいしかったので、是非ご紹介させていただきたい。
・手づくりだしむすび
それがこちらの「手づくりだしむすび」。
数種類の味の中から、今回は「鮭&すじこ」「さば&明太」「大翔龍の力士みそ」を購入した。
価格は「鮭&すじこ」だけ税込み246円で、他の2つが税込み214円。
さっそく「鮭&すじこ」を開封してみた。
真上から撮影すると、シンプルなおむすびに見えるけれど……
横から見てみるとこんな感じ! はみ出してしまうくらいたっぷりのすじこがサンドされているのが分かる。
余談だが、新潟県ではすじこのおむすびがかなり人気だ。コンビニなどに立ち寄ると、すじこだけが綺麗に売り切れているということが割とある。
どこでも当たり前のように販売されていたので、新潟県からいちど引っ越した時にすじこのおむすびがあまり売られていないことに衝撃を受けた。
話を戻そう。おむすびを半分に切ってみると、すじこと鮭の他になにやら緑色の葉が入っていた。
なんだろう? と思いながら食べてみると……
なるほど、多分大葉だ! 濃厚なすじこの味の中に、爽やかな風味が感じられる。原材料名を確認し忘れてしまったので、もし間違っていたらすみません……
そして具材を包むお米からは、ふんわりとだしの風味が!
具材の入っていないところを食べても程よい旨味を感じられて、最初から最後まで物足りなさを一切感じなかった。
塩むすびとはまた違う優しい塩気でおいしかったな。
続いて「さば&明太」。
こちらもやはり具材が多く挟まれているようで、明太子が溢れかけていた。税込み214円の量じゃなくない……?
半分に切って食べてみると……
お、ちょっとだけ辛い!
でも舌にピリピリくるような強さではないな。明太子の量の割には優しい辛さだ。
余程辛い物が苦手な方でなければ、問題なく食べられるレベルだと思う。
断面を見た時は「鯖が小さめかな?」と思ったのだが、口の中に入ると思ったより存在感がある。食感も味もはっきりと分かるレベルで、フレーク状になっていた鮭と比べると食べ応えがあった。
このおにぎりにもやはり大葉が入っているからなのか、鯖や明太子の生臭さはほとんど感じられなかった。
最後は「大翔龍の力士みそ」。
「大翔龍の力士みそ」って何……!? と思って調べてみたところ、どうやら新潟市にあるちゃんこ鍋屋さんが作っている商品らしい。
このお店の店主さんは、なんと元々力士をされていたそう。所属していた大鵬(たいほう)部屋直伝のレシピで作った力士みそが、「大翔龍の力士みそ」なんだそうだ。
ひと口食べてみると……あ、甘い!
味噌だからてっきりしょっぱめの味なのかと思っていたのだが、口の中に広がったのは優しい甘さだった。
「大翔龍の力士みそ」という超強そうな名前とのギャップがすごい。
味噌だけでも十分においしかったのだが、さらにおかかと大葉も入っていて複数の味を同時に楽しめる。
お米から香るだしの風味も相まって、食材の旨味を存分に味わえるおむすびだった。
・いいんですか
ということで、どの味もとってもクオリティが高かった「手づくりだしむすび」。
コンビニのおむすびとそう変わらない値段でこれが食べられちゃっていいんですか……? という気持ちだった。今回購入しなかった他の味も、いつか食べてみたいと思う。
皆さんももしウオロクに立ち寄る機会があったら、是非このおむすびを味わってみてほしい。きっとおむすび専門店にも負けないおいしさと満足感を味わえるはずだ。
参考リンク:ウオロク
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.