義母「予約はいつ?」なんでも察してやってくれるのが当たり前だと思わないで #頑張り過ぎない介護 248
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
病院に行く予定がずれ込んだため、まる子さんはてっきり買い物は後日にするのかと思っていました。しかし、義母は行く気満々です。ただ、行こうとしているのが前回散々文句を言った挙句、買わずに終わったショッピングモールに入っているお店。少し嫌な予感はしつつも「今回は商品券があるから、少々高くても買う」という義母の言葉を信じ、いざ出陣。その結果、前回同様に優柔不断ぶりを存分に発揮した義母は、今回も靴を買うことなく帰路に着きました……。
私だって暇じゃないんです
義母の気に入る靴が見つからず、帰ろうとした矢先、義母から「おなか空いた」と言われてしまった、まる子さん。義母は、義父が好きだったカキフライを買って帰ると言いますが、今の時期にカキフライが売っていないことは1年前に確認済みです。しかし、義母にそれを伝えても信じてもらえず、2人で売り場へと向かいました。結局、カキフライは売っていなかったのですが、そこでも義母は「じいちゃんが生きていたころはあった」と主張を変えませんでした。そして帰宅後、まる子さんも義母も爆睡……。2人とも、一気に疲れが出たようです。
朝、義母の部屋へ行くと、婦人科の予約日について聞かれました。
私がこう答えると……。
えぇ……。私にいつ、そんな時間があった!?
もしかして、私が暇だと思ってる……??
とにかく私は、これから仕事に行かないといけません。
私にだって都合があるので。
激重な生理にひたすら耐えていたところに、義母が登場。
会話をする気になれず、スルー……。
しかし、義母の吸水パッドを買いに行く予定があったので、お休みで家にいた息子を連れて買い物へ行くことに。
義母のお金ということで、いつもより多めに購入。品薄状態が続いていた水が買えてひと安心です。
もし災害時に在宅避難になったら、お風呂はボディシートを使おうと思っていますが、義母は極力水を使わない蒸しタオルを使うほうがいいかもしれません。長期の断水は本当につらいだろうと思います。
先日、地震の影響による断水が解消されたというニュースに喜んでいたら……。
想像を超える人々がまだ断水の影響を受けていると知り、蛇口から水が出てくるのは当たり前じゃないんだと改めて感じました。
今朝、義母の部屋に行くと「婦人科の予約はいつ?」と義母から聞かれました。婦人科は完全予約制で、私の仕事の都合や予約状況を確認しないと答えられませんでした……。それを伝えたところ「なんでまだやってないの」と私を責めるような言い方でした。私のせい……?
とりあえず、これから仕事に行かなくてはならないため、帰ってきてすぐに予約ができるように診察券を用意しておいてほしいと伝え、私は部屋を出ました。便秘薬を飲む都合で、義母は早く予約日時を決めてほしかったようですが、そんなこと私には関係なし! 呼んだらすぐに来てくれて、頼んだらすぐに動いてくれるのが当たり前じゃないんです……。
私が激重の生理に耐えながら、リビングで休んでいると、義母が「今日は水が特売になっている。金出してやるから買ってきな」と話しかけてきました。ちょうどお休みだった息子を連れて買いに行き、義母が出資者なのでいつもより多めに購入しました。ただ、まだ大きな地震があった地域では断水が続いているというニュースを見て、蛇口をひねれば当たり前に水が出る環境がいかにぜいたくかということを考えさせられました。
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自分の気持ちは言葉にして伝えないと相手に伝わらないのは、当たり前のこと。特に誰かに動いてほしいと思うのならば、声をかけるタイミングや言葉選びにも気を付けたいもの。義母もあれこれ動いてくれるまる子さんに感謝していると思うので、ちゃんと言葉にして伝えてあげてほしいですね。
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