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力作が約400点!県展上越展12日から

上越妙高タウン情報

美術作品を公募する県内最大の展覧会、「県展」上越展が、12日(水)から上越市教育プラザの体育館で始まりました。

 「県展」は昭和20年から始まり、今年で78回目です。美術作品を公募する県内の展覧会としては最も大きく、日本画、洋画、版画など7つの部門に去年より80点ほど多い、3100点あまりが寄せられました。

このうち上越市と妙高市からは161点の応募があり、49点が入選しました。上越展では上越市、妙高市、糸魚川市の入選作品を中心におよそ400点が展示されています。

初日は展示が始まるのに合わせて表彰式が行われました。上越地域で奨励賞を受賞したのは日本画の佐藤裕子さん、書道の斉藤翡流さん、写真の奥田富枝さんの3人です。 

これは佐藤裕子さんの日本画「畑の朝」です。自宅の畑で咲いた朝顔を岩絵の具で表現しました。佐藤さんは日本画を2年前から習い始めました。応募は去年に続いて2度目で、初めての入賞です。

日本画 奨励賞 佐藤裕子さん
「びっくりした。とてもうれしい。自然にこぼれ種で最多。アサガオがきれいで感動を表現。花の形がなかなか決まらず何度も描いた。空に向かって伸びていく伸び伸びとしたアサガオを見てほしい」 

これは上越市の梅津幸三さんの彫刻作品「折加美―24Fire」です。新潟日報美術振興賞を受賞しました。ウクライナやイスラエルの戦火、能登半島地震などの災いを2匹の火の竜に見立て、人々が苦しむようすを表現しています。 

県展上越展は12日から16日(日)まで、上越市教育プラザの体育館で開かれています。入場料は一般が700円、大学生以下は無料です。期間中は作品の鑑賞会が開かれます。詳しい日程は上越市のホームページをご覧ください。

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