『釣具のポイント』店員156人に【1年間の釣具購入額】を聞いてみた 意外と節約上手?
釣りが趣味の人なら、他の釣り人が釣具にどれだけお金かけているか気にならない?今回、釣具専門店「釣具のポイント」で働く全国の店員156人を対象にアンケートを実施。意外にも節約志向が見られた一方で、釣り愛好家としての情熱が垣間見える結果に?
釣りは遊び方次第でお金がかかる
釣りは手軽に始められる趣味の一つだが、本格的にやり込むほど釣具や道具への投資が必要になる場合もある。
初心者向けのリーズナブルなアイテムから、プロ仕様の高額な機材まで選択肢は幅広い。費用をどれだけかけるかは、釣りへの情熱や収入、さらには釣りスタイルによって異なる。
今回のアンケートでは、釣具専門店「釣具のポイント」スタッフが1年間で釣具にどれだけお金をかけているかを聞いた。釣りのプロフェッショナルたちがどのような費用感で釣りを楽しんでいるのか、注目してみよう。
釣具のポイントとは?
「釣具のポイント」は、初心者から上級者まで幅広いニーズに応える業界最大級の釣具チェーン店だ。九州を中心に全国に店舗を展開し、豊富な品揃えと専門性の高いスタッフによるサービスが特徴である。
初心者には釣りの始め方を丁寧に説明し、上級者には新しい釣りのアイデアを提供。地元の釣果情報やリールのメンテナンスサービスも行い、釣りをトータルでサポートしている。こうした環境で働くスタッフがどれだけ釣具に投資しているのか、実に興味深い。
1年で使った釣具購入額は?
アンケートはオンライン形式で実施。用意した7つの選択肢の中から回答を選んでもらった。
・質問:今年1年間でいくら釣具を購入しましたか?
・対象:釣具のポイント全店舗のスタッフ
・有効回答数:156件
10〜20万円が最多!
結果を円グラフで視覚的にまとめると、最も多かったのは「10万円〜20万円」の範囲で、41人が該当した。これに次いで「20万円〜50万円未満」(32人)、同率で「1万円〜5万円未満」「5万円〜10万円未満」(27人)が続く。
「100万円以上」を釣具に費やしたスタッフも1人おり、釣りへの情熱が垣間見える。一方で、節約志向のスタッフも多く、釣具にかける費用の幅広さが浮き彫りになった。
釣具への費用は趣味への情熱?
高額を費やす釣り人は、新製品や高性能釣具へのこだわりが強く、釣り頻度も多い。一方で、節約志向の釣り人は必要最低限の購入に留め、道具を工夫して釣りを楽しんでいるのだろう。
釣りは必ずしもお金がかかる趣味ではなく、アイデア次第でリーズナブルに楽しめる点も魅力だ。今回の調査結果からも、お金のかけ方次第で釣りの幅が広がることがわかる。
ちなみに筆者は?
TSURINEWSの編集担当である筆者も、今年1年間の釣具への支出を振り返ってみた。結果は約60万円だった。
筆者の釣りスタイルは、週に1〜2回の釣行が基本。ターゲットは季節ごとに変わり、冬にはエリアトラウトに挑む。この時期は支出が増える傾向があるが、必要以上に高額なアイテムは購入せず、道具を長く使う工夫をしているつもりだ。
しかし、アンケート結果と照らし合わせると、上位10%に入っていることになる。思ったよりも使っていたなぁと反省してしまった。
工夫して釣りを楽しむきっかけに
今回の調査結果は、自分の釣りスタイルを見直すきっかけになるかもしれない。多くの店員が費用対効果を考えた買い物をしており、初心者も無理をせず自分に合った範囲で楽しむことが大切だ。
釣りはお金をかけるだけでなく、知恵や工夫で楽しむことができる。今回の記事が、趣味をより楽しくするヒントになれば幸いだ。
釣具のポイントアプリ
釣具のポイントでは、公式アプリを通じて便利な機能や情報を提供している。ウェブメディア「TSURINEWS」の記事もアプリ内で全て閲覧可能だ。
最新の釣り情報やテクニック、釣果レポートをスマホ一つで確認できるので、釣行前の計画や新しい釣りスタイルの発見にも役立つ。釣りをもっと楽しくする情報を、いつでもどこでもチェックしてみよう!
<藤田浩平/TSURINEWS編集部>