羽佐間道夫・山寺宏一・林原めぐみ・武内駿輔ら出演 レジェンドから若手まで豪華声優陣が集結『20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025』4都市ツアー開催決定
羽佐間道夫・山寺宏一・林原めぐみらが出演する『20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025』が開催されることが決定した。
『ボイスシネマ声優口演』とは、声優生活61年を超えるベテラン声優 羽佐間道夫(91)が「声優の力で無声映画を蘇らせたい」という情熱から立ち上げた舞台企画。ライブでアテレコを行うステージは2025年に20周年を迎える(2020〜2021年はコロナ禍により中止)。 賛同した野沢雅子と山寺宏一が参加し、3人を中心に様々なゲストを迎えて毎年公演を行ってきた。
日本チャップリン協会の協力の元、チャップリン・キートン・ロイドの名作を生演奏の音楽と共に吹替え映画のようにライブで再現されるステージは、一切ミスの許されない、まさに日本声優技術の集大成。ベテラン声優から人気声優までが一同に会し、一夜限りの組み合わせで届ける無声映画だから出来る、アドリブ満載ステージは必見。過去20年間で延べ70ステージ以上、野沢雅子、山寺宏一、中尾隆聖、林原めぐみ、三石琴乃、平野綾など、日本を代表する声優たちが世代を超えて集結し、出演した声優は100名超、累計動員数は5万人以上に達する。
今回は、東京・読売ホール、愛知・ Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、仙台・電力ホール、大阪・新歌舞伎座にて、4都市、全7公演を行う。公演ごとに演目や出演者が異なる。今回の公演では新作 チャップリンの『キッド』、『キートンの文化生活一週間』、そして10年ぶりの再演の『ロイドの巨人征服』、 山寺宏一 独演『犬の生活』と盛りだくさんの公演が予定されている。
出演する羽佐間道夫・山寺宏一・林原めぐみ・武内駿輔よりコメントが到着した。
羽佐間道夫
2006年に始まった、ご存じ「声優口演」
今年で、早くも20周年を迎えます、その間、内外の様々な無声映画を、その場で有声化、吹き替えライブで立体化する、声優の舞台子応援作品として、口演して参りました。早や 成人となったからには、緊褌一番!アメリカ三大喜劇王「チャップリン」「キートン」「ロイド」の作品を、声優界のベテラン・中堅・ルーキーを動員して有声化会場を笑いで沸かせたい所存です。どうぞ、浮世の悩みの捨て所として、ご来場下さいませ。
山寺宏一
20年前に羽佐間道夫さんにお声掛け頂き、初めて口演したのが『チャップリンの犬の生活』でした。今回初となる名古屋と仙台で演じさせて頂きます。地元宮城は2012~13年の復興支援チャリティ以来の口演となり気合いが入りまくりです。東京・大阪ではキートン作品に初挑戦!どの口演も皆さんに楽しんで頂けるよう、タキシードが汗でびしょびしょになるくらい全力で頑張ります!
林原めぐみ
「これが最後だから詐欺」(笑)の羽佐間道夫さんにすっかり、どっぷり魅了されてしまい、この度も無声映画の世界へ誘われることとなりました。モノクロの世界を彩る「声」と成るべく存分に楽しみたいと思います。是非、足をお運びくださいませ。
武内駿輔
山寺さんが長年やられている「一人口演」
声優は「落語」「講談」「浪曲」などといったものと共通する点がいくつもあると感じておりましたが、この「一人口演」にはまさしく古典芸能に並べるような、声優の一つの芸なのではと昨年の口演で強く感じました。
これは山寺さんのみが出来る、唯一無二のものなのは承知の上で、この技を解剖し、次の世代に伝えることが大切なのではと、自分は考えます。
そしてそれらを踏まえた上で自分ならではの「一人口演」を探すことはできるのか否か。
一つ皆様の前で、我が身を持って挑戦させていただきたく思います。
山寺さんがこれをやり始めた頃よりも、まだまだ未熟な自分ですが、そんな若手が挑戦するとどのような現象が起こるのか。
とにかくあの背中に挑戦すると言うことが、文化を絶やさない為に必要なことなのです。
成功か失敗か、一筋の光は見えるのか。皆様のご来場を心よりお待ちしております。