イモト「ハイエースで仕事を取ってきちゃいました(笑)」
イモトが、アジア最大級の「ジャパンキャンピングカーショー2025」のトークショーに参加した時のことを振り返った。去年、ゴードンミラーでキャンピングカー仕様のハイエースを購入したイモト。それがきっかけでイベントに呼ばれたということで、「ハイエースで仕事を取ってきた!」(BYイモト)
イモト「ハイエースで仕事を取ってきちゃいました(笑)」
イモト、「ジャパンキャンピングカーショー2025」のトークイベント参加!
イモト:また初めてのお仕事をしてきまして。私、とうとうハイエースで仕事を取ってきました(笑)! これ、そう言っていいでしょう。ハイエースを買ったことによって来た仕事ですね。それが、2月1日に行われた「ジャパンキャンピングカーショー2025」のトークイベントでございます。今回の出演依頼は、私がハイエースを買った「ゴードンミラー」の広報のゴンザレスさんで。衣装提供もゴードンミラーで、回し者かっていうくらい(笑)。ハイエースはちゃんと自腹で購入してますからね(笑)。
イモト:「ジャパンキャンピングカーショー2025」は、日本全国や海外のキャンピングカーが集まる祭典で。凄かった! 今回、幕張メッセで行われたんですけど、よくメッセでモーターショーやおもちゃとか文具、そういうイベントって行われているじゃないですか。めっちゃ楽しいね! 入場チケットが1500円くらいで、いろんなキャンピングカーを見ることができて、次に買うたいキャンピングカーのめぼしいものを見つけられるという。私はキャンピングカー仕様のハイエースを買いに、ゴードンミラーさんに行っちゃいましたけど、おそらく最初はキャンピングカーショーみたいな所に足を運んで、欲しい物を見つけて、それぞれお店に行くという方がいちばん賢いというか。
「キャンピングカー」と「ペットを飼っている人」は親和性が高い!
イモト:おもしろかったなあ! びっくりしたのが、会場にワンちゃん連れの方が多くて。キャンピングカー自体、ペットを飼っている人との親和性があって。やパリペットを飼っていると電車や飛行機など公共機関を使って旅行に行くことがなかなか難しいし、ホテルもそう。でも、キャンピングカーって宿泊施設にもなるし、移動にもなるというものだから。キャンピングカーの中にはペット用のシャワーが付いていたりするものもけっこう多くて、おもしろいな、そういう発見もあるんだって。
ハイエースオーナー同士で交流
イモト:もう一つ、私がびっくりしたのが、私のトークイベントが終わってから、ゴードンミラーさんのブースに遊びに行ったんですね。そこにいたお客さんというのが、普通はキャンピングカーを買いたいと思って見に来ているものと思ってたら、そうじゃなくて。買ったオーナーさんが来ているの、いっぱい! もちろん今から買いたいという人もいるんですけど、キャンピングカーのオーナーさんご夫婦が15組くらいいて、オーナーさん同士のコミュニケーションの場になっていて。
イモト:普通は、クルマを買うとディーラーさんとは繋がるけど、同じクルマを持っている人同士で、よほどじゃないとキャンプに行ったり、遊びに行ったりしないよね。それをやっていて、めっちゃ仲が良いの! そこに私はびっくりしましたね! オーナーさんに聞いたら、それもこれも「ゴンちゃん(ゴンザレスさん)のおかげだからさー」って。
イモト:ゴンザレスさんがオーナーさんたちに何かイベントをやりましょう!と企画してくれるから繋がっているという話を聞いて。私が前に、ゴードンミラーさんでハイエースをレンタルして中村涼子と行ったキャンプをYouTubeにあげたんですね。そこは木更津のキャンプ場だったんですけど、「そこにもみんなで行きましたよ!」って。仲の良いオーナーさん夫婦4、5組で行ったんですって。5月後半に「オーナーズキャンプ」というオーナーさんだけが参加できるイベントがあるみたいなので、そこも機会があれば行ってみたいなと思いますね。
イベント司会の辻よしなりさんのキャンピングカーの熱量の高さ!
イモト:基本的にトークイベントや先日の講演会などは、私がこれまで海外で経験した話などがメインなんですけど、今回のトークイベントはクルマだけの話なんですよ! それがおもしろかったです! また、司会の「辻よしなりさん」がキャンピングカーに対する熱が熱いのよ! すごく詳しくて。辻さんは3台くらいキャンピングカーを乗り換えているという話を聞いて熱量がヤバいし。
イモト:辻さんとイベントの前に打ち合わせがあったんですけど、その段階から「このハイエースの丸目がどうのこうの~」「好きな“ビルダー”はどこ?」とか。ビルダーって!?と思ったんだけど、ベース車を改造してキャンピングカー仕様にしたりDIYするクルマの会社があるみたいで、それがビルダーというみたいです。それがこのイベントに何十社と集まるようなイベントだったんですね。他にも「この布団のサイズはいくつ?」って聞かれて、90cm X180cmですって答えたら、「それをシングル、シングルでね。ああ、OK OK!」って、辻さんの納得の仕方が(笑)。
イモト「クルマのことしか聞かれない(笑)」
イモト:もうクルマのことしか聞かれない(笑)。イベントに来ている人も、私が普段話すようなことには興味が無いわけ(笑)。クルマの事を話してくれ!って人たちなの(笑)。私もこんなことは初めてよ(笑)。人前で「オプションが~」とか「サスペンションが固くなるように締めてもらったんです」とか、コアな話しかしてない(笑)。それを聞いて、お客さん全員がふむふむ聞いているみたいな感じなのよ。私はキャンピングカーについてそこまで知識があるわけではないから。キャンピングカーの中にもいろんな呼び方があるみたいで、“キャプコン”とか“~バン”とか。私のハイエースは“バン”というタイプなんですね、災害用でもありつつ普段でも使えて。
キャンピングカー会場の男性陣の熱量と女性陣の冷静さ
イモト:イベントはお客さんはご夫婦が多くて、見ていてわかりましたよ。ダンナさんはめっちゃ欲しい、買う!という感じで。横にいる奥さんがグッと引き留めているというか。ダンナさんはハイエースが運転できるし運転しやすいというのを知っているから欲しいけど、買っても家庭で1台になるじゃない!? 奥さんは私もこのキャンピングカーを運転するんだよな、という不安があるみたいで。そういう夫婦の温度差もすごくわかって。
イモト:司会の辻よしなりさんから「イモトさん、最後に一押しする一言を!」と言われて、「買っちゃいましょう!」みたいに言っちゃって(笑)。男性がイエーイ!って大盛り上がりで(笑)。男の人は幾つになっても少年なのよ。ラジコン欲しいくらいの感じでキャンピングカー欲しい!になっちゃうので。男性陣の熱量と、女性陣の冷静さというのも見ることができましたね、「イモト、余計なこと言うんじゃねえ!」みたいな(笑)。
イモト「楽しくなってきて、夫のクルマについても話しちゃった(笑)」
イモト:私もどんどん楽しくなってきちゃって。夫の石崎さんのクルマのことも全部話しちゃって(笑)。「夫は“ランクル80”を乗ってます」って。そしたら辻さんから「改造とかしているの?」って聞かれて、「いや、夫はランクル80をノーマルで乗るのがポリシーみたいです」って答えたら、「ああ、そっちねえ~。わかる~!」みたいな(笑)。会場にいるおじさん全員が「ああ、そっちかあ~。フレックスでね、そういうことね」みたいな(笑)。共感力がいつもと違って。
イモト:私でいえば、海外の話、お仕事と子育ての両立の話とかを女性誌ではよく聞かれるんですよ。キャンピングカーでは、まったく女性誌では聞かれないような「断熱材はどうなっているのか」「オプションは何を付けたのか」とか、そんな話ばかりしてましたね(笑)。
イモト、キャンピングカーの最新トイレ事情に驚く!
イモト:でも、キャンピングカーの知らなかったこともわかって。私のハイエースはトイレや水道はついてないんですよ。でも、私はトイレが億劫だなと思っていて。キャンピングカーでトイレを済ませても、自分で処理しなければならないじゃないですか。それを処理する場所があって、アメリカのキャンプ場でやったんですよ。キャンピングカーのトイレに管を繋いで自分たちの汚物を流すんですよ。それがけっこうキツいなと思っていて。
イモト:で、その質問を辻さんにぶつけたんですよ。そしたら辻さんが「今、良い物がある! 災害用で流行っているんだけど、“ラップポン”!」って。携帯用トイレが昔より進化していて。小も大も用を済ませた瞬間に、中に強力な凝固剤が入っていて一気に固まって。ボタンを押すと一気に真空パックにしてくれるんですって。それをそのまま燃えるゴミで出せるんだって! 主には災害で使われているけど、キャンピングカーの界隈ではわりとラップポンで用を足している人が多いという話を聞いて。そんな情報を仕入れて、新たな世界を見ることができて、すごく楽しかったですね。
(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)