「光熱費が高い人」が食器洗いでやりがちな“3つのNG行為”「いつもやってた…」「気を付けます」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。毎食後に必ず行う「食器洗い」。寒い冬はお湯の使用量が増えるため、光熱費にも影響します。洗い方によっては、家計の負担が増すことも……。そこで今回は、光熱費がかさみやすい、“食器洗い”でやりがちなNG行為についてご紹介します。
◆【画像】でNG行為を見る◆⇒「光熱費が高い人」が食器洗いでやりがちな“3つのNG行為”
NGその1.洗剤をたっぷり使う
洗剤の量が多いと、その分汚れ落ちがよくなる気がします。もちろん頑固な汚れに対しては洗剤のアプローチが必要ですが、多ければいいというわけではありません。
むしろ、洗剤の使いすぎは光熱費がかさむ原因に。泡立ちがいいと、その分洗い流す水量も必要になるからです。
洗剤は適量を使うのがベスト。少量でも、水を含めたスポンジで揉みこめばしっかりと泡立ちます。最低でも5回揉んで、泡立ててから食器を洗いましょう。
NGその2.水・お湯を出しっぱなしにして洗う
食器をすすぐとき以外も、水を出しっぱなしにしていませんか? 水道代がかさむのはもちろん、冬場はお湯を使うため、水道代だけでなく電気・ガス代もムダになります。
出しっぱなしにするクセがついている人や、こまめに止めるのが面倒な方は、洗い桶の使用をおすすめします。洗い終わった食器は桶に入れてまとめてすすぐと、桶に溜まった水で汚れや泡が落ちやすくなります。仕上げにさっとすすげばきれいになるので、エコで経済的です。
NGその3.汚れを拭き取らずに洗う
食器に汚れがついたまま洗うのは、もってのほか! 食べ残しや油汚れを落とすのに大量の水と洗剤を消費します。
スポンジにも汚れがつけば、泡立ちにくくなりスポンジの交換も必要。汚れをそのままこすることに、メリットはひとつもありません。
食べ残しは生ゴミ入れへ、ソースはヘラでこするかペーパーで拭き取るだけでも洗いやすさは段違いです。シンクの汚れや排水口の詰まりの原因にもなりますので、汚れたまま洗い物をするのは控えましょう。
コツをおさえて「洗い物上手」になろう
光熱費や水道代の節約を意識すると、家計の負担が減るだけでなく洗い物がラクになります。手早く洗うコツをおさえると、家事ラクにつながり一石二鳥です。
経済的で効率のいい洗い物の仕方を、ぜひ試してみてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア