【京都市山科区】トマトの甘み際立つ、窯焼きの「マルゲリータD.O.C.」 北花山のカジュアルな[Pizza Pascibo]で
薪窯で一気に火入れ。チーズとトマトの定番マルゲリータD.O.C.
2,498円
山科にある、夫婦で営む小さなピッツェリア。約450度の薪窯で一気に焼き上げたナポリピッツァが気軽に楽しめる。定番人気は「マルゲリータD.O.C.」。テーブルに置かれると同時に、水牛のモッツァレラチーズのミルキーな香りがふわっと漂い、思わず食欲が刺激される。
もっちり生地に、ジューシーなトマト。口いっぱいに広がる食感
イタリア・カンパーニア州産の食材をのせて焼き上げたピッツァ。ジューシーなチェリートマト、水牛のなめらかなモッツアレラチーズが一度に味わえ、一口食べれば幸せな気分が広がる。ピッツァ生地は引きがあり、もっちりとした食感。特にぷっくりと膨らんだ耳の部分が、心地よい噛み応えでたまらない。生地の小麦粉は、北海道産とイタリア産をブレンドして使用。気温や湿度に合わせて量を調整し、水分量を一定に保っているとか。小麦粉の旨みを閉じ込めた焼き目が、ほのかに香ばしい。生地に効かせた塩味がモッツァレラチーズのコクやトマトの甘みを引き締め、噛むほどにおいしさが増していく。
巧みな手さばきで焼き上げる、薪窯のピッツァ
ピッツァを焼き上げる窯は、蓄熱性に優れた日本製。ピッツァを焼く夫は「使い込むほど、火の通りが安定して扱いやすくなった」と話す。薪火がパチパチと音を立てる中、こなれた手つきでピッツァに素早く火入れする様子は圧巻で、思わずカウンター席からじっと眺めたくなる。
あおさがふんわり香る、ふわもちの揚げピッツァ
660円
ピッツァと一緒に楽しみたいアラカルトは、一口サイズのおつまみ「ゼッポリーネ」がおすすめ。ふわもちの弾力ある食感が、子ども連れにも好まれるそう。通常より水分量が多いピッツァ生地に、あおさを練り込み、軽やかに揚げて仕上げている。磯の豊かな香りと、ビールやワインが進む絶妙な塩味で、満腹でもつい手が伸びてしまう。
パスタやソフトクリームも。山科の親しみやすいピッツェリア
ピッツァ通が遠方からわざわざ訪れるピッツェリア。週替わりを含めて20~30種類のピッツァが揃い、王道のマルゲリータやシラスのビアンケッティなど、日本人にも馴染みやすい人気メニューが並ぶ。本場ナポリの製法を守るピッツァに加え、夜には自慢のパスタを提供。さらに店主夫婦が好きなソフトクリームに力を入れ、信州の牧場から直接仕入れているという。カジュアルにイタリア料理を楽しめ、近所の老若男女にも愛される店。
店舗情報
店名:Pizza Pascibo
住所:京都市山科区北花山横田町16-4