ヒュー・ジャックマン、『デッドプール&ウルヴァリン』上裸シーンのボディメイク明かす ─ 筋トレと食事管理、前夜は水抜き
(MCU)『&ウルヴァリン』クライマックスシーンの撮影のため、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンはボディビルダー選手のような苦労を経ていたようだ。ジャックマンが見事な肉体を披露した撮影に至るまでの苦労を明かしている。
ジャックマンは「感謝です」というキャプションを添え、仕上がった肉体を自撮りしたバスルームでの写真と共にボイスメッセージを公開。『デッドプール&ウルヴァリン』の準備期間中、SNSでしばしば筋トレ風景を掲載していたジャックマンだが、「その年齢でどうやって体作りをしたのかと聞かれることが多いので」と、肉体改造の裏側を独白している。
I am grateful.
— Hugh Jackman (@RealHughJackman)
「デッドリフトもやらなくちゃいけなかったし、食事のこともありました。でも、素晴らしいチームに支えてもらったのが大きいです。チームといっても、8人もいるんです」。そう語るジャックマンが最初に挙げたのは、5年の付き合いになるというトレーナーのベス・ルイスだ。ブロードウェイ・ミュージカルのための体作りでも世話になったといい、「膝や肩を数年間悪くしていたが、おかげで良くなった」「今まではオーバーワークだったと気づかせてくれた」と感謝を伝えた。
続けて、20歳の頃からのトレーニング仲間だというマイケル・ライアンや、これまで自分では気にしたこともなかった栄養管理や食事管理を指導してくれたマリオといったパートナーにも感謝を伝えている。
『デッドプール&ウルヴァリン』のクライマックスでは、ウルヴァリンのスーツが消失し、ジャックマンは上半身を丸出しにする。彼が行ってきた肉体改造の集大成となるべきシーンだ。
最高に仕上げた状態で撮影に挑むため、ショーン・レヴィ監督と撮影日を調整し、ジャックマン側から「この日にしてほしい、絶対に動かせない」と指定をしたそう。
撮影日に向けて、ジャックマンは数日前からティラピア(魚)と豆のみの食事制限を行った。さらに前夜から水を抜くという、大会前のボディビルやフィジーク選手同様の調整を行なった。そのため当日は不機嫌な状態だったというが、「現場のみんながやりやすくしてくれた」と、気遣ってくれたスタッフに感謝を述べている。最後にジャックマンは「世界最高の人々に助けられたことを光栄に思っています。彼らなしでは辿り着けませんでした」と伝え、メッセージを締めくくっている。
ジャックマンの磨き抜かれた肉体を何度でも見たいと、劇場に通ったファンも少なくないだろう。『デッドプール&ウルヴァリン』は本記事までに米興収6億ドル超の大ヒットを記録し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)などを抜いて歴代16位の大健闘。日本でも興収20.4億円を突破し、『デッドプール』を達成した。