第2子妊娠中、つわりの気持ち悪さに抱っこ紐が追い打ち…
2人姉妹を育てるママライターの愛華です。私が次女を妊娠したのは33才の時、長女が1才4ヶ月の頃でした。次女の妊娠中も、長女には抱っこ紐をフル活用していました。今回は、つわりで苦しみながらも抱っこ紐を使うのが大変だった経験と、当時つわりの気持ち悪さを少しでも軽減するためにどうしていたかをご紹介します。
「ベビーカー派? 抱っこ紐派?」
赤ちゃんとのお出掛けに大活躍の抱っこ紐やベビーカー。「ベビーカー派? 抱っこ紐派?」なんて会話がママ友の間であるくらい、赤ちゃんの性格や、住んでいる土地柄などで、どちらか一方に使用頻度が偏りがちなアイテムだと感じています。
私はというと、ガッツリ抱っこ紐派でした。自宅がエレベーターのない集合住宅の上階で、ベビーカーだと面倒なところもあるため、ほぼ使っていませんでした。長女は平均よりも体重が軽く、1才を過ぎても抱っこ紐で動くことができたというのも影響していたかもしれません。
長女が歩き始めたのは1才4ヶ月。次女のつわりのピーク時には、まだ長女が歩き始めて2~3ヶ月しか経っていませんでした。長女が自力で歩いてのお出掛けは、時間的にも体力的にもまだまだ厳しく、抱っこ紐を手放せない日々でした。
抱っこ紐の使用を工夫して、つわりの気持ち悪さを軽減
つわりがきつくなってくると、抱っこ紐のウエスト部分の締め付けなどによって、つわりの気持ち悪さがより増すように感じたため、子どもが安全な状態の時には、できるだけ抱っこ紐を外すようにしていました。
例えば、移動中のバスの中で子どもが寝ている時は、子どもを自分の体に乗せた状態のまま抱っこ紐を外したり、ウエスト部分の紐を緩めたりしていました。また、歩く時は抱っこ紐の両サイド(赤ちゃんの足が通る部分)から両手を入れて、赤ちゃんのおしりを包み込むようにして赤ちゃんの重さを手に乗せて、自分のおなか周りの負担を軽減しました。
また、抱っこ紐をする時間自体を少なくするようにもしました。交通量の多い道では抱っこ紐を必ずしていましたが、施設館内や自宅周辺では早々に抱っこ紐からおろすようにしました。
また、手提げかばんやリュックの重さもつわりに堪えるので、荷物は最低限にし、買い物中に「レタスが安いっ!」などと思っても買わずに諦めたりした記憶があります。
ベビーカーに慣らしておけばよかった…
抱っこ紐派だった私も、つわりのきつさから「ベビーカーが使えたら…」と何度も思いました。しかし、長女の方は、すっかり抱っこ紐派になっていて、ベビーカーに乗るのを嫌がり泣き叫ぶので、ベビーカーの使用は諦め、仕方なく抱っこ紐で貫きました。
時間を戻せるなら、せめて次女のつわりがくる前、妊娠が判明したタイミングでベビーカーにチャレンジすればよかったと心底思いました。
「泣きわめいても、一定期間が過ぎれば諦めてベビーカーに乗るようになるよ」と聞いていましたが、いざ、つわり中にチャレンジするのは困難に感じたからです。ママの体調がよくない時に泣き叫ぶ子どもに対応するのは私には厳しく、早々に断念してしまいました。
後日、第2子は妊娠37週で体重2778g、身長47.2cmで無事誕生しました。第1子の時と違い、つわりの時期に、抱っこ紐をすることによって、おなかや上半身に長女の重みが加わる負担は大きなものでした。この経験を活かし、第2子の時は、1才になった頃から極力ベビーカー移動に切り替えるようにしました。そうすると1才半頃には、ほとんど抱っこ紐の出番がないほどになり、私の体力的にも楽に感じています。
[愛華*プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。