【Q1決算】ダイニチ工業(新潟市南区)、売上高前年同期比2ケタ減
ダイニチ工業 外観
ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は7月31日、2025年3月期第1四半期決算(非連結)を発表した。
売上高11億6300万円(前年同期比10.6%減)、営業利益5億3100万円の損失(前年同期は5億1400万円の損失)、経常利益4億6300万円の損失(同4億4700万円の損失)、四半期純利益3億2700万円の損失(同3億1600万円の損失)となった。(100万円未満切捨て)
ダイニチは、市場や住環境の変化に対応した商品開発のほか、需要期に向けた生産活動と在庫確保、販売チャネルの拡大に取り組んだ。
主力商品である石油暖房機器においては、冬季に販売が集中するため、売上高は第3四半期会計期間中に集中する傾向があり、第1四半期累計期間の売上高は僅少。
当期間においては、石油暖房機器の輸出が減少し、暖房機器の売上高は7億1300万円(前年同期比3.9%減)となった。
第1四半期累計期間の暖房機器およびび加湿器は、需要期を過ぎた時期にあたるため売上高は僅少。また、物流費を除く販売費および一般管理費は、売上高に連動せず各四半期にほぼ均等に発生するため、当第1四半期累計期間は営業損失が発生した。
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