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沼津から開運スポット「神池」へドライブ!北伊豆の絶景や絶品ご当地グルメなど「美しい & おいしい」を堪能

アットエス

こんにちは。ドライブが好きなKAITOです。

今回は、伊豆の七不思議の一つで、開運パワースポットでもある神池や御神木を目指しながら、おいしい&美しいを求めて沼津から北伊豆周辺をドライブするコースをご紹介します。

知る人ぞ知るレトロ焼き菓子「ケセット」

まずは、沼津に来たら立ち寄りたい、ちょっとレトロなお店「花月菓子店」へ。沼津港から5分ほどの場所にあります。以前、「中伊豆〜韮山を巡るノスタルジックなドライブ旅」でもご紹介した、知る人ぞ知る地元で有名な焼き菓子「ケセット」を購入。なんとも懐かしい感じと癖になる美味しさでリピート確定です!

花月ケセット

皇室の歴史を感じる「沼津御用邸記念公園」

次は、車で5分ほどの「沼津御用邸記念公園」に向かいます。明治・大正・昭和を通じて皇族方がご静養された場所です。

沼津御用邸記念公園入口

西附属邸は、謁見所などの公式な部分と御座所などの居住部分が一体となった建物で、実際の生活を感じることができます。寝室や娯楽室、調理場なども見学でき、なんだかお宅にお邪魔したような気分で楽しめます。

調度品などの一部は、園内にある防空壕に運ばれ戦火を逃れたものもあるとのことでした。また、窓ガラスは、実際にドイツ職人の手作りで復元されたそうで、少し歪んでいる感じが素敵。一つ一つ丁寧に見ていくと、どれも趣があるものばかりでした。案内の方のお話を聞きながら見学すると、説明書きを見るだけとは違う魅力を感じることができますよ。

謁見所

園内には他にも、お庭や海が見渡せる場所、東附属邸学問所・翠松亭、沼津歴史民俗資料館があります。民俗資料館では、当時の人々の工夫や知恵を知ることができ、人々の生きる力を感じました。

沼津歴史民俗資料館

また、レトロな感じの喫茶や食事処もあります。どのメニューもおいしそうでしたが、「優勝」の賞状を掲げた「あじフライたるたるサンド」のキッチンカーに誘われ、こちらを購入。外はサクサク、中はふわふわのあじフライにお茶入りのタルタルが相性抜群でしたよ。次に来た時は「御用邸カリー」と「抹茶和菓子セット」を食べるぞ!と心に決めました(笑)。

あじフライたるたるサンド

最後は売店に寄ります。皇族方のお印の入ったハンドタオルやここでしか買えない限定商品もあります。今回は、将棋棋士・藤井聡太さんが来園した際に食べたという「へだたちばな羊羹」を購入。黒地に菊の紋様が美しいパッケージで、柑橘系の香りのする珍しい羊羹はお土産にもおすすめです。

土産店

アニメ「ラブライブ!」の聖地巡礼へ!和洋菓子「松月」

次は2414号から17号に入って、10分ほどの和菓子・洋菓子の「松月」に向かいます。

お店は「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台になっており、店内にはグッズやサインなどがいっぱい! ケーキもおいしく、イートインスペースもあるので、アニメの世界に浸りながら店内で時間を過ごすのもおすすめです。

アニメの作中でキャラクターが作っていた「みかんどら焼き」は人気で、寿太郎みかんを使ったみかんの香りがする白あんが特徴です。アニメにちなんだ「幻日のヨハネどら」のほか、和菓子・洋菓子ともに種類が充実していて、お土産にもいいですよ。

みかんどら焼きと幻日のヨハネどら

通りがかりに発見!お買い得なみかん直売所

このまま県道17号を走って25分ほど先の大瀬崎に向かいます。が、途中道の左手に、「つめほうだい」の文字が書かれたみかんのカゴと人だかりを発見!とりあえず、裏の駐車場に車を止めて寄ってみます。

お店は、以前食堂だったとのことで「魚の丼 井里絵」と書かれていますが、現在は閉店しており、店先でみかんの販売をしているようです。

元気なお兄さんが「みかん試食して~」とすすめてくれました。おいしい!詰め放題と量り売りがあり、これはお買い得!また、手絞りのミカンジュースが本当においしい!!氷までミカンジュースでできており、たっぷり飲むことができます。

今回は小ぶりのみかん「ゆらみかん」を購入しましたが、お兄さんのおすすめは、2~3月くらいの「寿太郎みかん」とのこと。通りかかったら寄らない選択肢はないですよ~!

みかんのお店

伊豆の七不思議!神秘的なパワースポット「大瀬神社」

大瀬崎の有料駐車場に車を止めて海岸まで歩いて行きます。夏は大瀬海水浴場となっており、多くの海水浴客で賑わいますが、秋になると多くのダイバーで賑わいます。

大瀬海水浴場

海岸を歩いて岬に向かいます。岬の方には、樹齢千年以上の老木も見られるビャクシン樹林があります。全国的にも珍しいものとされ、国の天然記念物に指定されています。

ビャクシン樹林

鳥居をくぐり石段が続く大瀬神社(引手力命神社)にお参りをします。階段下の、社務所で奉賛金100円を納めたら、神池に向かいます。「鯉の餌」も売っているので、購入して行くことをお勧めします!

大瀬神社

伊豆の七不思議の一つで開運パワースポットといわれる神池は、海のすぐ近くにもかかわらず真水が湧き出している不思議な池です。池に近づくと大量の鯉が近づいてきます。まだ餌を投げていないのにめちゃくちゃ来ます(笑)。神秘的で美しいのに面白い!

大瀬神池

さらに進むと「伊豆大瀬埼灯台」があります。お天気が良ければ海の向こうに富士山を望むこともできますよ。

伊豆大瀬埼灯台

また、ビャクシン樹林の中に、推定樹齢千年以上の御神木「夫婦ビャクシン」があります。長い間生きてきた姿を見ると、とても感慨深く心が澄んでいくようです。

夫婦ビャクシン

絶景ビューポイント「煌めきの丘」と「出逢い岬」

県道17号に戻り、戸田方面に向かいます。道沿いに展望台がいくつかあるので、立ち寄ります。今回は夕陽にはまだ早い時間のため見られませんでしたが、西の海に面しているため、夕陽が美しく見えるそうです。「煌めきの丘」は、お天気が良ければ、富士山が見えますよ。

煌めきの丘からの景色

「出逢い岬」では、鳥のくちばしのように見える「御浜岬」に囲まれる戸田港を見下ろすことができます。河湾の海流に運ばれた土砂が、湾の入り口部分に帯状にたまってできた砂嘴(さし)と呼ばれる地形だそうで面白いですね。

出逢い岬からの景色

足湯で癒され、深海グルメに舌鼓「くるら戸田」

次は、5分ほど走って県道18号に入り「くるら戸田」へ。日帰り温泉施設や軽食・土産店があります。足湯は無料で入ることができて、ちょっと熱めのお湯が気持ちいい~。車に乗ってからも足がぽかぽかしていました。

くるら戸田

軽食は、定番のうどんやそばもあるのですが、「タカアシガニの味噌汁」「金目の出汁のきいたスープたこ焼き」「深海魚のソーセージのバカ旨ホットドック」「深海ラーメン」など独特なメニューがそろっています(笑)。

深海魚「とろぼっち」の唐揚げに、戸田の「峰松ソース」とマヨネーズがかかった「とろぼっち丼」をオーダー。とろぼっちは、白身のお魚で外はサクサク中はホクホク。ソースとマヨの相性も最高!ここでしか味わえない1品を是非。

とろぼっち丼

センチメンタルな夕陽と赤米ソフト

そのまま山を上り「戸田峠展望台」で夕陽を見ます。美しくも儚い夕陽は、ちょっとセンチメンタルな気分になりますね〜。

戸田峠展望台からの夕陽

日が沈むと、少々寒くなってきますが、だるま高原で、地元赤米を使った「赤米ソフト」を食べながら景色を眺めます。冬になると空気が澄んで、空や富士山・海や街並みがくっきり美しく見えるようになるので、景色を楽しむドライブには最高の季節になりますね。

だるま高原赤米ソフト

旅の終わりに立ち寄る360度ビュー「沼津港びゅうお」

帰りはのんびり沼津港まで戻り、360度の大パノラマが楽しめる「沼津港大型展望水門びゅうお」に寄って帰ります。夜はライトアップされていて、とてもきれいです。

沼津港大型展望水門びゅうお

入場料は大人100円で、1日何度でも出入りできるので、昼の景色・夕の景色・夜の景色と表情の変わる景色を眺めるのもいいですね。

深海スカイ通路

また、「深海スカイ通路」は美しく、トリックアートもあるので、深海にいるような写真や面白写真を撮ることもできますよ。

トリックアート

港口公園側の入り口前には、ポケモンマンホールがあり、写真を撮っている人もいました。かわいい!

ポケモンマンホール

今回は、伊豆の七不思議の一つ、神池をはじめとする神秘的なパワースポットや、美しい景色、美味しいものが満載の沼津から北伊豆辺りのドライブコースをご紹介しました。まだまだご紹介したい場所がたくさんありますが、今日はここまで。北伊豆にドライブへGO!

文・KAITO

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