映画『ホリデイ』ドラマ化決定 ─ 人気クリスマス映画が設定そのまま新キャストで蘇る
キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラックら豪華スターが共演した2006年の人気映画『ホリデイ』が、Apple TV+製作でドラマシリーズ化されることが分かった。米が報じている。
『ホリデイ』はロンドンに住むコラムニストのアイリス(ウィンスレット)と、ロサンゼルスに住む会社経営者のアマンダ(ディアス)がともに恋人と破局したことから、ネット上で住む家を交換する約束を交わし、それぞれ休暇を過ごす物語。アマンダはロンドンでアイリスの兄グレアム(ロウ)と、アイリスはロサンゼルスで音楽家のマイルズ(ブラック)らと出会い、新たな一歩を踏み出す。『恋愛適齢期』(2003)や『マイ・インターン』(2015)などを手がけたナンシー・マイヤーズが監督・脚本を務め、クリスマスシーズンを描いたロマンティック・コメディとしても今も高い人気を誇っている。
Apple TV+は物語の設定はそのままに、新たなキャストで本作をリミテッド・シリーズ化する。脚本と製作総指揮は「キリング・イヴ/Killing Eve」「Sweetpea」などドラマシリーズでキャリアを重ねるクリッシー・ダッカーが担い、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)など俳優としても活躍するコメディアンのロブ・ディレイニーがコンサルタントを務める。現時点ではマイヤーズは本企画には関与していない。
主演候補となる著名な女優の選考が現在進行中で、確定次第、本シリーズの製作承認が下りる見込みとなっている。映画では、ディアスとウィンスレットが軽快かつ安定感ある演技によってキャラクターを立体的に魅せたが、果たして誰に白羽の矢が立つか。ロウとブラックが演じたキャラクターを演じる俳優陣も気になるところ。ユーモアとウィットに溢れるオリジナル作品の魅力を引き継ぎながら、現代的なアップデートにも期待がかかる。
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