横浜信用金庫新本牧支店 「もしも」家族で話して 終活セミナーに約60人
横浜信用金庫新本牧支店で3月26日と4月2日、地元ゆかりの講師を招いた終活セミナー「大切な人との絆と資産を守るハートフルセミナー」が開催された。
1日目は、横浜市立大学の日下部明彦教授が登壇。自身が提唱する「もしも手帳」を使って延命治療など人生の最終期を考える講演や元横浜ベイスターズの細見和史さんとのトークショーが行われた。2日目は、本牧神社宮司の當麻洋一さんが自身の介護経験を語ったほか、(株)こころ代表で心理カウンセラーの但野真実子さんによる人生を振り返るワークや司法書士の佐伯啓輔さんが講演。中区役所からは「エンディングノート」の説明があり、2日間で約60人が参加した。
企画した石場靖浩支店長は「エンディングノートの書き方や相続知識を伝えるだけのセミナーだと実践する人が少ないと感じていた。もしもに備えてまずは家族と話すことが大切だと知ってもらい、終活を進めるきっかけづくりになるようなセミナーを今後も開催していけたら」と話した。