地域つながる古民家へ 11日 用田で活用法検討
市北部エリアに立地する古民家(用田2668)の活用法を考える催し「魅力発見!つながる古民家」が11日(日)、現地で開かれる。
近隣に診療所を構える片岡侑史さん=人物風土記で紹介=らが運営するあそびゴコロ(株)の主催で、舞台は明治期に建てられた築100年以上の古民家。「自然と足を運ぶことができ、つながりが生まれ、互いの生きづらさが緩和されていく、そんな空間づくり」をビジョンを描き、5月の孤独・孤立対策強化月間の一環で行う初の企画だ。
当日参加者は、片岡さんの案内で古民家を探検。地中の水の流れや風の通り道を知るツアーのほか、御所見地区コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の中野伸哉さんから交通手段が限られ、スーパーもない同地区の特徴や課題を聞く。最後に古民家の活用法などを書いた付箋を模造紙に貼りつけるワークショップが実施される。
「人と人が触れ合い、時におせっかいも焼いてしまうような地域づくりをもう一度していきませんか」と参加を呼びかけており、一緒に活動する仲間も募集している。
時間は午後1時から3時。参加無料。小雨決行、荒天中止。問い合わせは同社(playfullness2022@gmail.com)。