【中央区・末広鮨】お得な700円ランチ 創業100年の伝統の味 甘めシャリとネタのハーモニー
大正時代に創業し、2025年で100周年を迎える「末広鮨」。ここに“半世紀続くランチ”があるんです。しかも値段は700円。代々受け継がれてきたオリジナルの合わせ酢と独自のルートで仕入れる新鮮なネタが堪能できます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ浜松駅徒歩3分 一世紀続く末広鮨
JR浜松駅から南に徒歩3分、砂山銀座サザンクロス 商店会の角。
浜松市中央区砂山町にある「末広鮨」は大正時代に創業し、2025年で100周年を迎えました。
すし職人だった祖父や父の技を受け継いで、現在3代目となる横田知佐子さんがすしを握ります。
舞阪港を中心に、新鮮なネタは地元で親しまされています。
舞阪産で有名なコハダの稚魚「しんこ」は一貫550円から。珍しい高級魚も食べることができます。
安い! 700円の日替わりランチ
代々独自のルートで仕入れる新鮮なネタを使った、名物「日替わり寿司ランチ(700円)」がおすすめです。
日ごとに変わる5貫と巻物、そして汁物がついたお得なランチセットです。
創業から続く甘めのシャリとネタの相性は抜群です。
メジマグロの赤身は、さっぱりしつつも脂のうまみが感じられる逸品でした。
カツオは炙ることで香ばしさが加わり、さらに風味が増していました。
末広鮨 3代目・横田知佐子さん:
カツオは今からが旬、最高の時期を迎えます
シャリのこだわりが生み出す絶妙な味わい
おいしさの決め手はなんといってもシャリにあります。
浜松産の有機米と代々受け継がれたオリジナルの合わせ酢で仕上げた甘めのシャリは、口の中でほどけるような食感です。
ランチセットには握りだけでなく、いなりずしや巻物も付いています。
いなりずしは甘めの味付けで中のシャリにはシラスが入っているのが特徴的です。
末広鮨 3代目・横田知佐子さん:
今日はシラスでした。舞阪港の近くにある天日干しのシラス屋さんです。天日干しの恵みです
創業当時から変わらない味付けのたまご焼きは、焼津のカツオ節でだしを取りふっくらと柔らかく仕上げています。
たまごとシャリを巻くノリは、香りがいい「浜名湖のり」を使っています。
3代続く信頼の仕入れルート
創業したのは1925年(大正14年)。初代は知佐子さんの祖父、横田進さんでした。
浜松らしく法被を着た幼少期の知佐子さんが店の前に立つ写真が残っています。
末広鮨 3代目・横田知佐子さん:
代々祖父の頃から付き合っている魚屋さんにお願いしていい魚を仕入れています
3代続く信頼感もあり、独自のルートでいいネタをそろえることができるのが、老舗の強み。
浜松駅南の隠れた名店「末広鮨」に、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
■店名 末広鮨
■住所 浜松市中央区砂山町360-6
■営業時間 11:30~13:00 17:00~21:00※要予約
■定休 火・水
■問合せ 053-452-6288
■駐車場 なし