知らなかった…。「メラミンスポンジ」でキレイになる“意外な場所”3つ「洗剤いらずで手軽!」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。メラミンスポンジと言えば、シンクや洗面台の掃除に使うイメージが強くありませんか? じつは、「えっ、こんなところも?」と思うような場所のお手入れにも重宝するんです。ここでは、メラミンスポンジでキレイになる、“意外なスポット”を3つご紹介します。
1.窓のサッシ
ホコリや黒ずみが溜まりがちな、窓のサッシ。「掃除が面倒くさそうだから」とお手入れを後まわしにすると、汚れがこびりつきます。歯ブラシでこするくらいでは、びくともしない頑固な汚れ……。じつは、メラミンスポンジが一役買ってくれるんです。
水が滴るくらい湿らせたメラミンスポンジでこすれば、洗剤なしでサッシがピカピカになります。しかも、いとも簡単にするっと落ちるから気持ちいい!
サッシの黒ずみは皮脂や砂ボコリ、カビなどが主なもの。メラミンの細かい繊維がそれをしっかり削り取ってくれるんです。ブラシだと届きにくい角にもフィットしやすいので、効率よくお手入れできますよ。
2.トイレの便器の黒ずみ
水が溜まる、便器の「封水」にできやすい黒ずみ汚れ。ゴシゴシこすってもなかなか落ちないうえに、中性洗剤では歯が立ちません。とはいえ、強力な酸性洗剤には頼りたくない……。
そんなときにも、メラミンスポンジが活躍します。黒ずみの正体は、水道水中の成分や飛び散った汚れの蓄積によるもの。メラミンスポンジの極細繊維は薬剤を使わなくても汚れを物理的に削り落としてくれるので、スッとこすれば見違えるような白さになるんです。メラミンスポンジでお手入れするときは、使い捨ての手袋をはめて直接黒ずみをこすり落としましょう。
3.上履きの「ゴム」の部分
子どもの上履き、特にゴムの部分の黒ずみはなかなか落としにくいですよね。洗剤をつけてこすっても取れないあの黒ずみ、メラミンスポンジでこすると驚くほどスッキリしますよ。
ゴム部分の汚れは、地面との摩擦や汚れがしみ込んだものが多く、洗剤だけでは落ちにくいのが難点。その点メラミンスポンジなら、その細かい構造が表面のザラつきまでしっかり磨き落とします。
メラミンスポンジにしっかり水を含ませるのがポイント。力を入れすぎず、水だけでやさしくこすってみてください。
見落としがちな場所こそ、メラミンスポンジが活躍
「こんなところにも使えるの?」という意外な場所でも、メラミンスポンジの“研磨力”がしっかり効果を発揮してくれます。洗剤いらずで手軽に汚れが落とせるので、気づいたときにサッと掃除できるのもうれしいポイント。
ちょっと気になる汚れこそ、試してみる価値ありです! ただし、プラスチック素材や天然素材など、メラミンスポンジが使えない素材もあります。掃除に使う前は、必ず傷つくおそれがないことを確認のうえお手入れしてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア